香港の現状

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芝居

2017年9月21日 (木)

9月18日文学座アトリエ「冒した者」

文学座アトリエ公演。作は三好十郎、演出は上村聡史です。
朝鮮戦争と日本の再軍備の時代にリアルタイムで書かれたこの作品、2013年に葛河思潮社で上演されて、わたしも見ているのですが、記憶があまりありませんでした。よほどつまらなかったのかと思い、この舞台を見たあと当時の感想を紐解いたのですが、面白かったようです。記憶力が衰えてきたのかもしれません。
葛河思潮社は装置のない素の舞台でしたが、この舞台も抽象的な曲線と楕円形のくぼみだけの装置。セリフのない登場人物が対話を見つめるなど、演出に工夫があります。そしてクライマックスでは広島で被曝した少女が赤裸の殺人を冒した若者に自分の裸体を見せます。渾身の演技。そしてここに限らず役者みな好演です。
ただ、全体としてはやはり戯曲の強さが印象的。かなり長い芝居ですが長く感じないですし、北朝鮮の核兵器の脅威にさらされている今にふさわしい芝居でした。
補助席3番(下手端中段)にて。

9月16日パルテノン多摩きらめきの池水上ステージ「こいの棲む家」

パルTAMAフェスと銘打った複数イベントの一つとして、毎年この時期にパルテノン多摩がプロデュースし劇団と組んで行う池の水上ステージでの演劇。今年は世田谷シルクですが、世田谷シルク自体わたしは初めて。脚本、演出は世田谷シルク主宰の堀川炎です。
印象としては鳥獣戯画+ 不思議の国のアリス+r小びとの森の物語。
老人の回想の中の姉との記憶。姉と弟で行った池の兎や蛙、そして鯉に似た魚、魚に魅入られた姉は祭りの夜に魚を追って姿を消します。
伝奇的、幻想的な話が雨の中の野外劇を盛り上げました。ちょっと寒かったけど。
自由席最前列桟敷上手にて。

9月15日テアトルBONBON「エール!」

もとキャラメルボックスの近江谷太朗がプロデュースするyataProの第2回公演。作、演出は東京フェスティバルのきたむらけんじです。
災害のあとの避難所が舞台。悲惨な災害をきっかけに新しい生活に踏み出す人たちの人生をコメディタッチで明るく優しく描いて応援する、それがエールです。
笑い転げながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。
西牟田恵は舞台で見たのはひさしぶりな気がします。昔から見ていますが、もう母親役の年代なんですね。そしてその娘を演じたキャラメルボックスの木村玲衣がキュートでかわいくてギャグのタイミングも切れていて好演でした。
E列10番(中段上手)にて。

2017年9月19日 (火)

9月15日紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA「円生と志ん生」

こまつ座の公演。もちろん井上ひさしの作、演出は鵜山仁です。10年ぶりの上演。わたしは初めて見ました。

先の大戦の終戦の直前に大連に慰問に行き帰れなくなって引き上げ船に乗るまで約600日間滞在していた円生と志ん生ですが、その時のことは一切語っていないそうです。その時の出来事を井上ひさし流の風刺ミュージカル喜劇で描いていってます。

大連は関東軍の徴用で男性が少なくなっており、二人とかかわる登場人物は女性ばかりの市井の人々。これを4人の女優が次々と違う役になって演じていきます。

笑いと歌と風刺のバランスが絶妙。大傑作です。十年上演されなかったのがとても不思議です。

役者さんも皆すばらしい。

5列23番(前方上手)にて。


9月14日青山クロスシアター「グローリアス!」

シーエイティプロデュースの公演。イギリス出身でアメリカで活躍するピーター・キルターの作、翻訳は芦沢みどり、演出は鈴木勝秀です。
音痴だった歌手がカーネギーホールを満員にした実話にもとづく芝居。歌手とピアニストと後援者の三人だけが登場人物です。スズカツ演出の工夫でしょうか、影のピアノ演奏者を舞台に出して芝居させてるところかちょっと小粋。
もっとドタバタ喜劇風に演出してもよかったかも。面白いところと間延びしたところを感じました。
G列17番(前方上手)にて。

9月13日横浜寿町労働センター跡地「もうひとつの この世のような夢 横浜寿町最終未完成版」

水族館劇場の公演。臺本+遅れ+総監督は主宰の桃山邑です。
アングラ野外演劇の本流である水族館劇場ですが、わたしは初めて。テントでの野外演劇ですが、今回の趣向なのかいつものことなのか、テントの外で前芝居がありました。
悪天候が続いていましたが、わたしが見た公演後半最初の日はなんとか雨は止んでました。ただ前芝居の場所は水たまり。なかなかスリリングでした。
そのあとテントに入って芝居が始まります。水と竜神のような仕掛けを使った演出は面白かったですが、ちょっと長いかな。もっと濃縮されても良かったような気がしました。
自由席中段上手端にて。

2017年9月16日 (土)

9月12日三鷹市芸術文化センター星のホール「アンネの日」

風琴工房の公演。作、演出は主宰の詩森ろばです。
風琴工房は昨年のInsider以降の4公演しか見ていないのですが、その中では最もわたしの琴線に触れた舞台でした。
生理用ナプキンの開発を描いたビジネスものなのですが、これまで見た詩森のビジネスもの作品と異なりあまり実在の話をなぞって連想させるようなところがないのがより良かったかも。
男性がまったく登場しない芝居で、モチーフも女性にしかわからないものなのでフェミニンな展開にはじめのうちは引きましたが、GMO(遺伝子組み換え作物)、具体的にはGMO綿花の話やトランスジェンダーの話が展開されてぐいぐい引き込まれて行きました。
また次が楽しみになってきました。
自由席最前列中央にて。

9月11日赤坂レッドシアター「愛しのドラム ザ・フルーツ2」

プリエールプロデュースの舞台。作、演出は中島淳彦です。再演もした「ザ・フルーツ」の続編です。
チラシをよく読んでおらず、また記憶からも飛んでいたんですが、遅れてきたパッとしないグループサウンズをモチーフにした「ザ・フルーツ」でドラムを叩いていたのは故人となった井之上隆志。この芝居は井之上を追悼する芝居になっています。
GSの思い出が詰まった懐かしいノリのバンドの音楽に包まれて名優井之上とお別れしてきました。
D列12番(前方上手)にて。

9月8日シアタートラム「クライムズ・オブ・ザ・ハート ー心の罪ー」

シーエイティプロデュースの公演。アメリカの劇作家ベス・ヘンリーの作、浦井千鶴訳、小川絵梨子の演出です。田中壮太郎の翻訳、演出の地人会新社の赤坂レッドシアターでの舞台は2015年でまだ記憶に新しいところですが、それとはまた違ったいい舞台に仕上がっていました。
小川演出はトラムを大胆に使い、縦長かつ立体的に物理的な舞台を構成。そして笑いのテンション高いところは急激にヒートアップするように緩急をつけた演出です。地人会新社の舞台では広岡由里子が演じたぱっとしない長女役を那須佐代子が演じていますが、どちらかというとキリッとした美人タイプの彼女の演技が秀逸で、まんが読んでるような面白さ。
人種問題などシリアスなバックグラウンドを持った芝居ですが、楽しんで見られました。
F列9番(正面前方中央)にて。

2017年9月10日 (日)

9月5日俳優座劇場「ピース」

トム・プロジェクトプロデュース公演。20年続いている風間杜夫ひとり芝居の7作目の新作公演。作、演出は水谷龍二です。わたしは一つ前の「正義の味方」だけしか見ていません。
妻と娘を亡くしている下町の葬儀屋のお話。居酒屋で働いていたシリア人の葬儀を引き受けて、地獄を見たりもろもろもろもろ。
懐かしい歌がでてきて、とても笑いました。
4列20番(前方上手)にて。

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