香港の現状

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芝居

2017年7月24日 (月)

7月19日新国立劇場小劇場「怒りをこめてふり返れ」

新国立劇場プロデュースの「JAPAN MEETS -現代劇の系譜をひもとく-」と題するシリーズの12本目そして最後の舞台。イギリスの劇作家ジョン・オズボーンの作品を水谷八也の訳、千葉哲也の演出で。
とにかく怒りまくっているセリフの多い芝居を中村倫也が頑張って演じています。そして千葉演出はものすごい傾斜の八百屋舞台。アフタートークによればかなり早い段階で構想し発注。稽古場にも入れて稽古したそうです。
CB列15番(最後方上手)にて。

7月18日下北沢駅前劇場「不埒」

TRASHMASTERSの本公演。作、演出は主宰の中津留章仁です。
ここのところ社会問題、時事問題の複数のテーマを多面的に面白く描いている中津留の舞台。本作もその系譜のようです。
冒頭東芝の決算問題を想いおこさせるような場面がありますが、違う部門の中間管理職が家族を交えて具体的に話をするのはちょっと芝居の中とはいえ現実離れしていて、ちょっとダメな舞台かなと思いましたが、本筋はすぐにそこから離れ、もっとドロドロした話になって面白くなっていきます。
さすが中津留と思ったのですが、いつものだらだらした流れからの最後のヒネリは簡単に読めすぎて平凡な感じ。そして最後に取ってつけたようにテロ等準備罪の話が出てくるのですが、掘り下げ方がいつになく浅いように思いました。中盤面白いけど最初と最後がいまひとつの感じ。
A列4番(最前列下手)にて。

2017年7月21日 (金)

7月17日ラゾーナ川崎プラザソル「家族百景」

「七味の一味」旗揚げ公演のもう一つ。こちらは七味まゆ味が初めて演出する舞台です。出演はしていません。作は「かかづらふ」と同じく集団as if主宰の藤丸亮で、昨年朗読劇として藤丸が共同主宰する集団NO PLANが上演した戯曲を芝居にしています。
亡くなった老夫婦と息子夫婦、孫夫婦の年代記。サヨク演劇っぽい入りからがらっと変わって軽妙な展開から泣かせまで入ったホン。大勢の役者を縦横に使った七味演出は初演出とは思えないなかなかのものでした。次がたのしみ。
自由席階段通路中段にて。

7月17日ラゾーナ川崎プラザソル「かかづらふ」

柿喰う客副主宰の役者七味まゆ味が作ったユニット「七味の一味」旗揚げ公演の一つで七味自身が出演する一人芝居。作、演出は集団as if主宰の藤丸亮です。新作です。
母一人娘一人、介護に疲れて母をあやめた話ですが、その経過を娘が振り返った一人芝居のあと、同じ七味が同じ場面での母としての一人芝居で経過を演じるところが面白い。
七味の役者としての力を感じました。
自由席最前列中央にて。

7月16日ソワレあうるすぽっと「リア王」

華のん企画のこどものためのシェイクスピアシリーズの公演。小田島雄志の翻訳に基づいて、脚本と演出はこのシリーズ2作目からずっとやっている山崎清介です。
このシリーズでリア王やるのは久しぶりの三回目。前回までと同じく手拍子を使ってますが、今回の演出でこれまでと大きく違うのは二人の姉ゴネリルとリーガンとを演じる女優が二役でそれぞれリーガンの夫とゴネリルの夫を演じていること。多少無理な点はあって舞台上にいるべき人物が出てこられないシーンもありますが、大どころではちゃんと芝居になっています。面白い趣向。
これまで常連キャストだった伊沢磨紀、山口雅義が今回外れてましたが、もう卒業なんでしょうか。ちょっと寂しい。
B列21番(前方上手)にて。

2017年7月20日 (木)

7月16日東京芸術劇場シアターウエスト「アザー・デザート・シティーズ」

梅田芸術劇場プロデュース公演。アメリカの劇作家ジョン・ロビン・ベイツの作、翻訳、上演台本は早船歌江子、演出は熊林弘高です。
出演者のひとり中嶋しゅうが初日の舞台上で急逝。急病で舞台から転落するという壮絶な死だったそうです。公演はその日から一週間休演。斎藤歩を代役に立てて再開しました。
再開直後の舞台は出演者もいろんな感情が渦巻いたと思いますが、この日はほぼ落ち着いていました。
南カリフォルニアのリベラルな社会の中、映画俳優から共和党議員になった父親と権威主義的な母親に対しレズビアンでアルコール中毒の母の妹、テレビ制作者の弟の一家にニューヨークに住む娘が一家の回想録の原稿を持って娘が帰ってきます。その回想録の中心になっているのはかつてテロに関与して自殺した兄のこと。
かつての世界の警察官であったアメリカの共和党政治家一家の家族の葛藤のおはなしですが、ちょっと日本人には実感をもって受け取るにはハードルが高い気もしました。役者は揃っているのでその演技を見るのはおもしろいのですけれど。
父親を演じた斎藤歩もなかなか良かった。中嶋しゅうがどういう演技だったのかだれも完結した舞台を見ていない今となってはわかりませんが、むしろ中嶋しゅうよりこの役には合っているような気がしました。
当日券には斎藤歩の名前が印刷され、プログラムには斎藤歩のインタビューの差し込みが入っていました。梅田芸術劇場仕事早いです。
H列16番(中段やや上手)にて。

7月15日ソワレ紀伊國屋ホール「FILL-IN ~娘のバンドに親が出る~」

吉本興業の公演。作、演出は大王後藤ひろひとです。
人情話ですが、大王独特のトタン落ちギャグと音楽が彩りになって楽しい舞台です。
主演は吉本の座長内場勝則、大王と池乃めだか師匠除けばわりと地味な座組ですが、バンドの演奏も達者でノリノリで見させてもらいました。とと姉ちゃんの妹相楽樹、乃木坂46の松村沙友理、声優の千菅春香というこのキャストを揃えたのはすばらしい。
C列13番(前方やや上手)にて。

7月14日劇場MOMO「ヤング&ワイルド&フリー」

入江雅人グレート一人芝居の公演。八本の短編オムニバスで、作は入江自身に加え古田新太とブルー&スカイが一本ずつを提供してます。
どれも面白かったですが、入江自身のホンのほうが面白かった感じ。特に選挙ものの「革命前夜」が好きでした。福岡弁SFの「ロンググッドバイ」も良かったです。
F列14番(後方上手端補助席)にて。

2017年7月17日 (月)

7月13日マチネ東京芸術劇場プレイハウス「デストラップ」

パソナグループのプロデュース公演。アイラ・レヴィンの作、福田雄一の翻訳、演出です。
映画化もされた 有名な戯曲。ぜんぜん覚えていなかったのですが、この戯曲、博品館劇場で上演されたのを見たことかありました。一幕の最後近くのあるショッキングな場面を見ていて思い出しました。
福田演出はコミカルな面を強調して面白かったですが、坂田聡のアドリブはちょっとくどかったかも。
1階R列18番(やや後方中央)にて。

7月11日紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA「イヌの仇討」

こまつ座の公演。井上ひさしの作、演出は桟敷童子の東健司です。
忠臣蔵の世界を吉良の側から描く趣向は先例もありそうですが、綱吉から下されたイヌを登場させ、権力への反感のターゲットとしての上野介を描いたのは面白い。
ごひいきの植本潤改め植本純米がさわやかで良かったです。
1列20番(最前列上手)にて。

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