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2017年9月

2017年9月26日 (火)

9月20日Pit昴「幻の国」

劇団昴の役者が自分でプロデュースする劇団昴ザ・サードステージの公演。劇団チョコレートケーキの座付き作者古川健の書き下ろし作を同じくチョコレートケーキの日澤雄介が演出します。
東ドイツの消滅を秘密警察シュタージとその協力者の視点から描きます。
チョコレートケーキの公演と外部依頼では何か作り方が違うんでしょうかね。面白かったですけど。
自由席最前列中央にて。

9月20日マチネ世田谷パブリックシアター「謎の変奏曲」

テレビ朝日プロデュースの公演。舞台はノルウェーですが、フランスの劇作家エリック=エマニュエル・シュミットの作。翻訳は岩切正一郎、演出は森新太郎です。
男二人の芝居。ツイストが利いてます。ちょっと前半退屈に感じましたが、ツイストに次ぐツイストでどんどん面白くなりました。橋爪功と井上芳雄の丁々発止のやりとりを楽しみました。
1階P列27番(後方上手)にて。

9月19日富士見市民文化会館キラリふじみマルチホール「僕の東京日記」

キラリふじみプロデュース公演。二兎社の永井愛の戦後生活史劇三部作の戯曲をキラリふじみアソシエイト・アーティストの田上豊が演出。二兎社以外でも上演されたことはあるようですが、わたしは初めて見ます。

学生運動の末期の昭和を舞台に、東京に家があるのに下宿するお坊ちゃんが主人公。心配する母親、落ち着き払った管理人、いろんな方面で過激でユニークな下宿人たちが登場していろんなドタバタが起こり、坊ちゃんも成長していきます。

そこそこ面白かったですし、役者さんも頑張ってるのですが、いまこの場所でこの戯曲を上演する意味合いがよくわかりませんでした。

自由席最前列中央やや上手にて。

2017年9月21日 (木)

9月18日文学座アトリエ「冒した者」

文学座アトリエ公演。作は三好十郎、演出は上村聡史です。
朝鮮戦争と日本の再軍備の時代にリアルタイムで書かれたこの作品、2013年に葛河思潮社で上演されて、わたしも見ているのですが、記憶があまりありませんでした。よほどつまらなかったのかと思い、この舞台を見たあと当時の感想を紐解いたのですが、面白かったようです。記憶力が衰えてきたのかもしれません。
葛河思潮社は装置のない素の舞台でしたが、この舞台も抽象的な曲線と楕円形のくぼみだけの装置。セリフのない登場人物が対話を見つめるなど、演出に工夫があります。そしてクライマックスでは広島で被曝した少女が赤裸の殺人を冒した若者に自分の裸体を見せます。渾身の演技。そしてここに限らず役者みな好演です。
ただ、全体としてはやはり戯曲の強さが印象的。かなり長い芝居ですが長く感じないですし、北朝鮮の核兵器の脅威にさらされている今にふさわしい芝居でした。
補助席3番(下手端中段)にて。

9月16日パルテノン多摩きらめきの池水上ステージ「こいの棲む家」

パルTAMAフェスと銘打った複数イベントの一つとして、毎年この時期にパルテノン多摩がプロデュースし劇団と組んで行う池の水上ステージでの演劇。今年は世田谷シルクですが、世田谷シルク自体わたしは初めて。脚本、演出は世田谷シルク主宰の堀川炎です。
印象としては鳥獣戯画+ 不思議の国のアリス+r小びとの森の物語。
老人の回想の中の姉との記憶。姉と弟で行った池の兎や蛙、そして鯉に似た魚、魚に魅入られた姉は祭りの夜に魚を追って姿を消します。
伝奇的、幻想的な話が雨の中の野外劇を盛り上げました。ちょっと寒かったけど。
自由席最前列桟敷上手にて。

9月15日テアトルBONBON「エール!」

もとキャラメルボックスの近江谷太朗がプロデュースするyataProの第2回公演。作、演出は東京フェスティバルのきたむらけんじです。
災害のあとの避難所が舞台。悲惨な災害をきっかけに新しい生活に踏み出す人たちの人生をコメディタッチで明るく優しく描いて応援する、それがエールです。
笑い転げながら楽しい時間を過ごすことが出来ました。
西牟田恵は舞台で見たのはひさしぶりな気がします。昔から見ていますが、もう母親役の年代なんですね。そしてその娘を演じたキャラメルボックスの木村玲衣がキュートでかわいくてギャグのタイミングも切れていて好演でした。
E列10番(中段上手)にて。

2017年9月19日 (火)

9月15日紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA「円生と志ん生」

こまつ座の公演。もちろん井上ひさしの作、演出は鵜山仁です。10年ぶりの上演。わたしは初めて見ました。

先の大戦の終戦の直前に大連に慰問に行き帰れなくなって引き上げ船に乗るまで約600日間滞在していた円生と志ん生ですが、その時のことは一切語っていないそうです。その時の出来事を井上ひさし流の風刺ミュージカル喜劇で描いていってます。

大連は関東軍の徴用で男性が少なくなっており、二人とかかわる登場人物は女性ばかりの市井の人々。これを4人の女優が次々と違う役になって演じていきます。

笑いと歌と風刺のバランスが絶妙。大傑作です。十年上演されなかったのがとても不思議です。

役者さんも皆すばらしい。

5列23番(前方上手)にて。


9月14日青山クロスシアター「グローリアス!」

シーエイティプロデュースの公演。イギリス出身でアメリカで活躍するピーター・キルターの作、翻訳は芦沢みどり、演出は鈴木勝秀です。
音痴だった歌手がカーネギーホールを満員にした実話にもとづく芝居。歌手とピアニストと後援者の三人だけが登場人物です。スズカツ演出の工夫でしょうか、影のピアノ演奏者を舞台に出して芝居させてるところかちょっと小粋。
もっとドタバタ喜劇風に演出してもよかったかも。面白いところと間延びしたところを感じました。
G列17番(前方上手)にて。

9月13日横浜寿町労働センター跡地「もうひとつの この世のような夢 横浜寿町最終未完成版」

水族館劇場の公演。臺本+遅れ+総監督は主宰の桃山邑です。
アングラ野外演劇の本流である水族館劇場ですが、わたしは初めて。テントでの野外演劇ですが、今回の趣向なのかいつものことなのか、テントの外で前芝居がありました。
悪天候が続いていましたが、わたしが見た公演後半最初の日はなんとか雨は止んでました。ただ前芝居の場所は水たまり。なかなかスリリングでした。
そのあとテントに入って芝居が始まります。水と竜神のような仕掛けを使った演出は面白かったですが、ちょっと長いかな。もっと濃縮されても良かったような気がしました。
自由席中段上手端にて。

2017年9月18日 (月)

2017年6月の香港(その2)

<第4日2017年6月20日>
この日は朝から電車で油麻地駅かららむてぃん藍田駅へ。小雨の中、古いバラックの残るちゃーぐわれん茶果嶺へ向かいます。駅でトイレ探すのに手間取り、バス停探すのにもちょっと手間取りました。そして乗りたい23Cのミニバスがなかなか来ません。23Mというのが来たので同じかと思って乗ったら失敗。違う方向に曲がったのであわてて降りて、悔しいので小雨の中歩いて茶果嶺に向かいました。
雨の中まずは朝ごはんの榮華冰室へ。実は街の入口の手前にも古いレストランがあったらしいのですが、そこは見逃しました。ハムとタマゴのサンドウィッチとミルクティーを頂きました。P6200068P6200069
朝ごはんのあと古いバラックの商店街で写真撮りました。藍田駅付近や近くの団地の中のショッピングモールから徒歩も可能なくらいの場所なので商店街はかなり寂れてました。P6200071 そのあと23Cのバスでやうとん油塘の駅に出て電車で一気に香港島へ渡り香港大学駅へ。ここで40Mバスに乗り換えて香港島側のバラックが残るぼーふーらむ薄扶林の村へ向かいました。
村の中のレストラン新華茶樓で一盅兩件の飲茶でお昼ご飯にしましたが、これが香港では珍しくちょっと美味しくない點心でした。
レストランはいまいちでしたが、村の商店街を散策してみるとけっこうしっかりしていて必要な日用品、食料品は揃う感じです。こちらのほうが茶果嶺より繁華街から離れているからでしょう。P6200078
薄扶林村のあとは90Bのバスでパシフィック・プレイス太古廣場のサザビーズへ。ここで写真家何藩の展覧販売会が開かれているので来たのですが、なんとこの日と翌日は正午から午後3時までがプライベートイベントでクローズとのこと。あとでネット友だちから得た情報によると、何藩のお嬢さんが来港しており、その人が会場で挨拶するので限られた客だけを招待していたようです。
まだ3時には1時間少しあり時間がもったいないのでこの日はあきらめて、金鐘駅から電車で九龍側へ。スマートフォンででメッセージ書いていたら一駅乗り越してしまうというエピソードはありましたが、佐敦の廖孖記で腐乳を買いました。今回は唐辛子を入れてないやつにしました。腐乳をホテルに置いてまた油麻地駅からダイヤモンドヒル鑽石山駅へ移動して映画。
ここの百老匯系列のシネコンで百老匯系列のイメージキャラクターになっている香港のデザイナーb.wingデザインのA仔のクリアファイルがありました。系列のシネコンあちこちで売り切れていてもう買えないのだと思っていたのですが、買えて大喜び。Dsc_0095
4本目の映画はこのシネコンで《蕩寇風雲》。「画皮あやかしの恋」「ドラゴン・フォー」のゴードン・チャン陳嘉上監督の古装劇です。倭寇を装いながら中国人を支援して戦う松浦藩の家老倉田保昭と若君小出恵介を迎え撃つ明軍。主人公の明の武将にチウ・マンチェク趙文卓。日本人も美しく描かれている大作です。日本公開を期待していますが、小出恵介のスキャンダルでどうなることやら。
映画のあとは歩いて隣のうぉんたいしん黄大仙駅に近い四川料理の詠藜園 - 四川菜館へ。ここで香港人のネット友だち中心に集まって宴会。このレストランはかなりひさしぶりでしたが相変わらずの高レベルでした。鑽石山駅のモールのシネコン近くで買った半熟ちーずけーきをデザートで皆にふるまいました。
宴会のあとは鑽石山駅まで散歩。ゲーセンに行くという若い人たちと別れて流れ解散で電車で帰りました。
<第5日2017年6月21日>
この日の朝は電車で油麻地駅から深水埗駅へ。近く閉店と聞いている雪山茶餐廳で最後の朝ごはん。そして31Bバスで移動し、オリンピアンシティ2奥海城第2期で最後の映画です。
5本目の映画はここのシネコンthe skyで《拆彈專家》。アンディ劉徳華主演のハーマン・ヤウ邱禮濤監督作品です。香港警察の爆弾処理専門家をアンディが演じていますが監督が監督だけに単純なスーパーヒーローものではなく面白かったです。ベビジョン蔡瀚億も出ています。
この近くの大角咀あたりてお昼食べたかったのですが、チェックアウトタイムまで時間がないので43Mミニバスでいったんホテルへ戻り、チェックアウトして荷物を預けました。
チェックアウトのあと、ミニバスの看板文字を書いている麥さんのお店へ。隣の1階を拡張して30人規模のミニバス文字教室を開く工房が出来ていました。大学の講座になっているということで、大学からの感謝状も飾ってありました。キーホルダーを買って、お昼ごはんを食べに3番ミニバスで大角咀へ。雨プラス昼時の路上駐車もあって渋滞しました。
お昼ごはんは越旺美食で鶏肉のプン。お湯を切って冷まして甘いソースを掛けて食べるつもりだったのに広東語の発音が下手で凍檬が湯檬になりスープ入りになってしまいました。
お昼のあとは電車でたいじー太子駅からかむちょん金鐘駅へ移動し、昨日のリベンジでサザビーズの何藩写真展。陰影が印象的な作風でした。
日暮れ前に電車で金鐘駅から深水埗駅へ移動し利工民のシャツや電気関係の買い物を少し。そのあと古い建物を見ながら夕方の散歩してこの日三回目の大角咀。ネットで大角咀のレストランのことを訊いているかたがおられたので昔行った店の現状を確認。ラードかすを入れた油渣麵の英記は相変わらず夜7時にならないと開店しません。ローカルなお店金家樂は夜は家族連れで大賑わい。こじんまりとした有名店車品品は人手不足でランチタイムの営業がなくなったせいか人が並んで待っていました。どこも相変わらず美味しそうですが入れないのでまたにして奥海城から旺角まで歩きました。途中奥海城にPaul lafayetのスイーツショップを発見しクレーム・ブリュレ買いました。
晩ごはんは久しぶりに海鮮煲仔飯の銓滿記餐廳小廚。煲仔飯といえば香港名物の土鍋ごはんですが、これに海鮮を載せるのはこの店のオリジナル。ホタテの煲仔飯定食を頂きました。
46バスでホテルへ戻り、荷物をピックアップし、ロビーでクレーム・ブリュレを食べて空港へ。
E23のバスで空港に着き、67番ゲートからキャセイの夜行便で帰国しました。

2017年6月の香港(その1)

8月末もマカオと香港に行ってきましたが、遅ればせながら6月の香港でアートの展覧会いくつかと茶果嶺、薄扶林の古い村など楽しんできた旅行記です。2つに分けます。
例によってスナップ集はFlickrです。https://www.flickr.com/photos/47382424@N08/albums/72157683252168554に吊るしてあります。
<第1日2017年6月17日>
今回もキャセイドラゴンの夜行便で羽田146番ゲートからを出発。機内食は唐揚げ丼でした。
香港国際空港は今回もサテライトの505番ゲートに到着し、バスでターミナルへ。
飛行機でほとんど寝られなかったのでラウンジでシャワー浴びようと寄りましたがPriority Passではいれる香港国際空港のラウンジではシャワー8時まで空いていませんでしたので諦め。顔だけ洗って薬飲んで荷物整理して軽く一回目の朝ごはんを食べました。
空港でゆっくりしたのでいつもの空港勤務者向きの空港エリア内施設を回ってから市内に向かうケチケチE23バスでなく旅行者用の少し高いけれど早くつくA22で宿に向かいます。
定宿のエバーグリーン萬年青酒店はチェックインタイムには早いけど空いてたのか部屋に入れて貰えました。
早速電車でやうまてい油麻地の駅からちょいほん彩虹の駅へ移動し、昔ながらの商店街の雰囲気が良いあうちわん牛池灣へ。早茶したいと思い有名な新龍城茶樓を探しましたが、看板代わりの幕が食料品店の前に掛かっていました。廃業したのかと思ってネットで大騒ぎしましたが、これは勘違いでこの幕はただの案内幕。お店はわたしの地図の見間違いで別の場所だとあとで判明しました。しかしこのときはてっきり廃業と思っていましたのでとりあえずローカルなお店必發茶餐廳でメロンパンに似たパイナップルパンと呼ばれるパンにバターを挟んだぽーろーやう菠蘿油と揚げかまぼこの入ったインスタント麵の魚片頭麺 で二回目の朝ごはん。
朝ごはんのあとは近くのバプテスト大学ビジュアルアーツアカデミーの卒業展。この卒業展は若い感性が楽しくて毎年来ています。Dsc_0019P6170006
帰りに通りかかった道端で電話線の柱?に書いた落書きをアクリルの筒で覆ってあるのを発見。有名な人の落書きでしょうか。
お昼はまた牛池灣に舞い戻りやっぱりローカルなお店幸福茶餐廳で。選べるマレー風カレー馬來咖哩とフライドポテト薯角のセット。魚フライのカレーライス吉列魚柳飯とホットミルクティー熱奶茶でお昼ごはん。
ごはんのあとは111のトンネルバスに乗って香港島へ。わんちゃい灣仔のコンベンションセンターで開催している旅展へ。香港で活躍する日本人タレントのりえさんの追っかけと出身の佐賀県ブースのチェック。旅展のあとは電車でちむさーちょい尖沙咀へ移動してチョンキンマンションで両替。この日も地面階のREALが0.7011で一番いいレートでした。
両替のあとは1Aバスで油麻地へ移動。香港人のネット友だちと落ち合って、雨が降る中、果物専門の市場である果欄へ最高級ドリアン貓山王を食べに向かいました。しかし市場でも貓山王を置いている店は二、三しかありません。ある店で聞くと、「貓山王は置いてないがうちにあるタイの最高級品種の金鑽鳳凰も同じくらい美味しいよ」と言うので食べてみることに。最初は公園で雨をしのげる屋根のあるあずまやで食べようかなどと相談していたのですが、お店の奥で割ってさばいてその場で食べさせてもらえました。美味しかった。しかし、ほんとに味が貓山王と同レベルなのか?疑問が残ったので、ハシゴして貓山王を置いている店へ。いちばん安い値段を出している店に入りました。すでに5人でドリアンを一つ食べていたので小さいのを出してくれと言っているのに大きいのばかり勧められます。何回も突っ返してなんとか少し小ぶりのが出てきました。ここでも店の奥で食べました。味はやっぱり貓山王のほうが上でした。Dsc_0025
夕方は別のネット友だちが主催する香港人、在住の日本人、日本から来た面々入り乱れて大宴会の予定でしたが少し間がありましたので、ドリアンパーティから流れて3人ほどで電車でうぉんこ旺角へ。ランガムプレイス朗豪坊のショッピングモールを少し冷やかしてから別れて一人電車でしぇきっめい石硤尾へ。
大人数で大盛り上がりの宴会は少しずつ人が減りながらだらだら延々と続いてましたが、眠くなってきたので途中で抜けて2Eバスでホテルに帰りました。
<第2日2017年6月18日>
ゆっくり遅くまで寝て、また電車で油麻地駅から彩虹駅へ。昨日のリベンジで新龍城茶樓での遅い朝ごはん。お茶のほかに點心二つという、いわゆる一盅兩件で頂きました。
朝食のあとバスで近場の映画館に移動してすばやく午前中の割引上映のいわゆる早場で映画見ようとしましたが、バス停探しに難航。間に合わなくなったので取り敢えず旺角へ電車で移動。行きたいお店が何軒かあったのですが、どこもまだ開店前。場所だけ確認して映画の切符を確保。朝ごはんは遅かったけれど軽めだったので少し早めにお昼ごはんにしました。
好旺角粥麵專家というお店は昔は好旺角麵家という名前で、食通で知られるチャイランの文でじゃーじょん麵炸醬麵の店のイメージが強く、わたしもそればっかり食べていました。ところが先日のNHKの番組では、香港でも少なくなった竹を使って麺を打つ竹昇麺で紹介されていました。調べてみると古い店を閉めて新しく広い今の店に引っ越したとき職人を招き、店名も変えたようです。
ここで蝦子雲呑撈麺に芥蘭というちょっと贅沢なお昼ごはんを頂きました。
お昼ご飯のあとは映画《29+1》のロケ地である得記唱片へ。何か買いたかったのですが、商品の90%はアナログレコードなので何も買えませんでした。
そのあとは独立系の本屋さん序言書室へ行き、ロケ地巡りの本である電影朝聖の台灣編を購入。
この旅で1本目の映画は旺角のブロードウェイ百老匯系シネコンで《同囚》。アンドリュー黃國權の初監督作品です。囚人イジメの横行する少刑に冤罪で入ったチンピラとヤク中から立ち直った妻を持つ心優しい刑務官の物語。チンピラは「私たちが飛べる日」の游學修、刑務官は《此情此刻》のケルビン關楚耀。小粒だけど悪くないです。
映画のあとはホテルにもどり道すがら買ったもろもろの買い物を置いてちょっとまったり。
晩ごはんは2Eバスでとーくわわん土瓜灣へ移動し、路上にテーブルを置いて営業するタイ料理の泰國媽媽で日本から来ているネット友だちや現地のネット友だちとと落ち合い宴会。
そしてタクシーで現地駐在の友だちの一人が住むほんはむ紅磡に移動して二次会はいつもネットで料理を見せてもらっている彼のなじみの広東料理の名廚。疲れが出て少し居眠りしてしまいました。
6Aのミニバスでホテル近くに戻り、佳佳甜品でくるみのお汁粉合桃露を持ち帰ってホテルで食べました。
<第3日2017年6月19日>
早場で映画見るので朝から電車で油麻地の駅から旺角へ。チケット買ってから朝ごはん。公共施設のビルの安い店の集まるフードコートの中の店澳門翠苑茶餐廳でランチョンミートと目玉焼きの入ったトマト麺の蕃茄餐蛋麺とミルクティーのセット。麺といってもマカロニでした。
朗豪坊の中のシネコンCinema Cityでの2本目の映画《目撃者》は台湾映画。《紅色小女孩》の程偉豪監督の作品で同じく許瑋甯が出ていますが主演は莊凱勛。ホラーの前作に対しサスペンス・ミステリーという感じで面白かったです。
映画のあとは電車で旺角からしょんわん上環駅へ。ネット友だちの香港人の若いOLさんと落ち合って彼女が安い店が多いと紹介していたマーケットの中のフードコートへ。豚足の燻製とがちょうのローストのご飯燻蹄併燒鵝飯は確かに安くて美味しかったです。食事のあとフードコートの中のお店をいろいろ見て回りましたが、このエリアとしてはかなり破格の安い値段でお昼ご飯の食べられる店がたくさんありました。
お昼ご飯のあと友だちと別れ、101バスと98Dのバスを乗り継いでかおるんわん九龍灣にあるコンベンションセンター九龍灣國際展貿中心いわゆる九展へ。映画のチケット確保のあと、近くの駱駝魔法瓶の工場を改装したCamlux Hotelへ。ホテルのロビーや地面階の廊下を使って開催されている謝至徳さんの写真を中心とした「看不見的劇場」Invisible Theatreと銘打ったアート展を見て、ホテルの刻印のステンレスカップをお土産に買い求めました。P6190058Dsc_0070001
3本目の映画は九展のシネコンThe Metroplexで《失眠》。ハーマン・ヤウ邱禮濤監督でアンソニー・ウォン黃秋生主演の《人肉叉燒飽》の系列に繫がるグロテスクなお話です。面白いですが、眠れなくなる呪いの話のその由来が日本軍の香港での慰安婦というのは日本人的にはちょっと居心地よくありません。
映画のあとは九展の無料シャトルバスで九龍灣の駅から電車でさむそいぽ深水埗へ。ネット友だちとの宴会の約束までは時間があったので維記咖啡粉麵に寄ってカヤジャム入り香港式フレンチトースト咖央西多とミルクティーとコーヒーをブレンドした鴛鴦茶でおやつ。そのあとネット友だちと香港のタレントさんと庶民的な広東料理の金豪で宴会しました。香港名物のシャコ瀨尿蝦がむき身で出てきたのはちょっと珍しかったです。
宴会のあと別れて一人で漢方医の隣から広いお店に引っ越した台湾薬膳スイーツのお店康瑞涼茶へ。前の店は狭くてなかなか座れなかったんですが、新しい店は初めて。ゆっくり座れます。定番のハトムギや芋団子などいろいろ入った薬草ゼリーの特式仙草百配を頂きました。
女性ドライバーの赤ミニバスでホテルに戻りました。

2017年9月16日 (土)

9月12日三鷹市芸術文化センター星のホール「アンネの日」

風琴工房の公演。作、演出は主宰の詩森ろばです。
風琴工房は昨年のInsider以降の4公演しか見ていないのですが、その中では最もわたしの琴線に触れた舞台でした。
生理用ナプキンの開発を描いたビジネスものなのですが、これまで見た詩森のビジネスもの作品と異なりあまり実在の話をなぞって連想させるようなところがないのがより良かったかも。
男性がまったく登場しない芝居で、モチーフも女性にしかわからないものなのでフェミニンな展開にはじめのうちは引きましたが、GMO(遺伝子組み換え作物)、具体的にはGMO綿花の話やトランスジェンダーの話が展開されてぐいぐい引き込まれて行きました。
また次が楽しみになってきました。
自由席最前列中央にて。

9月11日赤坂レッドシアター「愛しのドラム ザ・フルーツ2」

プリエールプロデュースの舞台。作、演出は中島淳彦です。再演もした「ザ・フルーツ」の続編です。
チラシをよく読んでおらず、また記憶からも飛んでいたんですが、遅れてきたパッとしないグループサウンズをモチーフにした「ザ・フルーツ」でドラムを叩いていたのは故人となった井之上隆志。この芝居は井之上を追悼する芝居になっています。
GSの思い出が詰まった懐かしいノリのバンドの音楽に包まれて名優井之上とお別れしてきました。
D列12番(前方上手)にて。

9月8日シアタートラム「クライムズ・オブ・ザ・ハート ー心の罪ー」

シーエイティプロデュースの公演。アメリカの劇作家ベス・ヘンリーの作、浦井千鶴訳、小川絵梨子の演出です。田中壮太郎の翻訳、演出の地人会新社の赤坂レッドシアターでの舞台は2015年でまだ記憶に新しいところですが、それとはまた違ったいい舞台に仕上がっていました。
小川演出はトラムを大胆に使い、縦長かつ立体的に物理的な舞台を構成。そして笑いのテンション高いところは急激にヒートアップするように緩急をつけた演出です。地人会新社の舞台では広岡由里子が演じたぱっとしない長女役を那須佐代子が演じていますが、どちらかというとキリッとした美人タイプの彼女の演技が秀逸で、まんが読んでるような面白さ。
人種問題などシリアスなバックグラウンドを持った芝居ですが、楽しんで見られました。
F列9番(正面前方中央)にて。

2017年9月10日 (日)

9月5日俳優座劇場「ピース」

トム・プロジェクトプロデュース公演。20年続いている風間杜夫ひとり芝居の7作目の新作公演。作、演出は水谷龍二です。わたしは一つ前の「正義の味方」だけしか見ていません。
妻と娘を亡くしている下町の葬儀屋のお話。居酒屋で働いていたシリア人の葬儀を引き受けて、地獄を見たりもろもろもろもろ。
懐かしい歌がでてきて、とても笑いました。
4列20番(前方上手)にて。

9月5日本多劇場「喝采」

加藤健一事務所の公演。アメリカの劇作家クリフォード・オデッツの映画化もされているホンを小田島恒志と小田島則子の新訳で。演出は文学座の松本祐子です。
アル中のかつての名優を強引に奮い立たせて復活させようとする演出家と、引っかき回されたくない名優の妻とのつばぜりあいを描いたバックステージものではありますが、原題は「The Country Girl」ということで演劇にどっぷり漬かっている男たちに愛される妻が主人公の芝居でもあります。
演出家であり、女性でもある松本は愚かな男たちを優しく描いているように思えたのは男の甘えかしら。
O列19番(後方上手)にて。

9月4日マチネ駅前劇場「お祭りやってるらしいよ」

あひるなんちゃらの公演。脚本と演出は主宰の関村俊介です。
あるアパートの4つの部屋を舞台にして、近くでお祭りがあるとのデマのチラシをめぐるお話。
ちょっと笑えて、ちょっとほんわかして、役者さんのせりふと表情を楽しめるお芝居。
リラックスした時間を過ごせました。
自由席最前列下手にて。

2017年9月 7日 (木)

9月2日ソワレ東京芸術劇場シアターウエスト「青の凶器、青の暴力、手と手。この先、」

中島庸介個人のプロデュースユニットであるキ上の空論の公演。作、演出は中島です。
小劇場でいい芝居をしている新垣里沙が出てるので見に来ましたが、ロビーでは新垣ほかキャストのブロマイドを販売しています。そして客層もふだん見ている小劇場とちょっと違う感じも。不安が胸をよぎりましたがまったく杞憂。ホンはツイストが利いてるし、シンプルな演出も想像力をかき立てます。役者も新垣だけでなくしっかりした役者がそろって素晴らしい舞台。次が楽しみです。
L列4番(後方下手)にて。

9月2日こまばアゴラ劇場「瞬間光年」

役者深井順子が音楽、作、演出の糸井幸之介と組んでプロデュースするFUKAIPRODUCE羽衣の公演。
音楽とダンスとセリフを組み合わせて楽しくやってて見てるほうも楽しくなりますが、わたしの知的好奇心とはあまり響きあいませんでした。握手してもらいましたけど。
客演の幸田尚子の声が良かった。
自由席最前列やや下手にて。

9月1日エコー劇場「八月の人魚たち」

テアトル・エコーの公演。アメリカの三人組劇作家ジョーンズ、ホープ、ウーテンの作、鈴木小百合翻訳、酒井洋子演出です。
アメリカ南部の強い女性たち5人のコメディ。大学の水泳部の同期の5人は毎年8月にコテージを借り切って夫や家族とのコンタクトを絶って素晴らしい週末を過ごします。中年期から老年期までを楽しく描いています。
テアトル・エコーでないと見られない芝居。
F列15番(やや後方上手)にて。

2017年9月 5日 (火)

9月1日ザ・スズナリ「いろは四谷怪談」

花組芝居の公演。30周年記念公演第四弾。脚本、演出は主宰の加納幸和です。何回も上演された演目ですが、久しぶりの上演らしい。わたしはたぶん初めて見ます。
南北の東海道四谷怪談がベースですが、お岩さんの話と塩冶浪士の敵討ちのところだけを取ってスタンダードナンバーを交えたミュージカル仕立てに。カーテンコールは宝塚を模してトップの羽根を付けて踊ります。楽しかったけどご贔屓の植本純米の出番が少なかったのがちょっと残念。
アフタートークでは旗揚げのころからの経緯を加納と原川浩明、佐藤誓、安富順の面々が話していろいろ面白かったです。
J列5番(後方やや下手)にて。

8月31日マチネ新国立劇場小劇場「ワーニャ伯父さん」

シス・カンパニープロデュースのケラリーノ・サンドロヴィッチがチェーホフを手掛けるシリーズの三作目。わたしは前の「かもめ」「三人姉妹」とも見ています。もちろん原作チェーホフ、上演台本と演出はケラです。なぜか翻訳はクレジットされていません。ケラが翻訳したのか?
チェーホフの四大戯曲のうち、この作品が一番上演頻度が少ないと思います。わたしも舞台で見た記憶があまりありません。ケラの演出はコミカルさを強調している感じ。宮沢りえも段田安則もうまく乗って演じています。面白かったです。
C1列7番(やや前方やや下手)にて。

8月24日駅前劇場「疾走」

笹峯愛の演劇ユニットaibookプロデュース公演。作、演出は笹峯です。
介護施設を経営する有力者の婿養子である施設長と昔馴染みの元陸上選手のスナックのママ。ママの父親はかつて贈賄事件に関与して失踪しています。そして施設長もまた贈賄に関与しようとしているらしい。
良く見る駅前劇場を両面客席に使った舞台ですが、さらに舞台の周りを囲ってそこが陸上トラックになったり、屋上の囲いになったり、地下のスナックから上がった道路になったりします。ちょっと面白い。そしてタイトルは失踪とかけてます。
演出の工夫、そしていい役者を揃えて面白い舞台にまとめていますが、ちょっと驚きは少なかったかも。
自由席奥側最前列中央にて。

2017年9月 3日 (日)

8月22日マチネ新宿眼科画廊地下「きょうの うきよは」

「しきおりおり あおきえり」と銘打ってムシラセ主宰の保坂萌(めぐみ)が役者青木絵璃を押し出す企画の第3弾。作、演出は保坂です。
今回は青木の暴走はやや控えめでしたが、相変わらず面白かったです。大笑い。第4弾がたのしみ。
この回はおまけで井口千穂のゲストでツタヤを舞台にした「きょうの つたやは」が上演予定だったのですが、井口発熱でキャンセルになり、代打であひるなんちゃらの関村俊介で上演されました。これも大爆笑。
自由席2列目やや下手にて。

8月20日ソワレ ザ・スズナリ「シアンガーデン」

少年王者館の公演。作は虎馬鯨、脚色と演出は主宰の天野天街です。
名古屋ベースの歴史と実力のある劇団で昔一度だけ見た記憶がありますが最近はご無沙汰。よくおぼえていません。
複数の役者の重複したセリフから渡り台詞的に展開していく遊び心。暗転での役者の出入りの演出のギミック。そして看板役者夕沈中心のダンス。ほかでは見られない驚きの舞台です。
これからはまめに通いたいです。
自由席2列目中央やや下手にて。

8月19日マチネ シアタートラム「チック」

世田谷パブリックシアターのプロデュース公演。ドイツのヘルンドルフの児童文学が原作で上演台本はロベルト・コアル、翻訳と演出は小川ゆうなです。
家庭をかえりみない父親とアル中の母親をもつ少年マイクが転校してきたロシア移民のチックと彼の盗んだクルマで旅をする成長物語。
装置の使いかたがちょっと面白かったです。役者も好演。
E列17番(前方上手)にて。

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