香港の現状

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2016年12月

2016年12月31日 (土)

12月26日ザ・スズナリ「4センチメートル」

風琴工房の公演。主宰の詩森ろばの作、演出です。

風琴工房は前の舞台「insider」を初めて見て、ちょっと納得行かなかった感じがありましたが、そのinsiderともう一つ人いわてアートサポートセンターと仕事した「残花―1945 さくら隊 園井恵子―」で詩森が今年の紀伊國屋演劇賞個人賞を受賞してます。

今回は日本の自動車メーカーでの福祉車両開発の話。トヨタの実話がベースにあります。

前回公演に続きキーボードの生演奏が入り、さらに歌が増えてミュージカル仕立てになっています。

プロットは大きなひねりはなく、予定調和とも思えるストレートなものですが、エピソードのディテールが説得力を持っているのですんなり入ってきて泣かせます。前作は最後の結末がちょっと納得できなかったのでわたしにとっては今回の作品が好きでした。

ミュージカル仕立てについては、役者の歌唱力のばらつきとメロディラインの魅力、オリジナリティの部分でちょっと疑問。ずっと続けていくのはつらいような気がします。

B列2番(前方下手)にて。

12月25日11時の回新宿眼科画廊スペース0「めくりめくめりくり」

ムシラセ主宰の保坂萌が見いだしたトリックスター青木絵璃。青木をフィーチャーしたしきおりおりあおきえりの①と銘打った公演。保坂の作、演出です。(たいしたことではないがしきおりおりあおきえりのWebでは「青木絵璃をフューチャー」と書いてある。フィーチャーが正しいと思う。)

とにかく青木の芸がすごいです。衣装は着ぐるみも含めて七変化。繰り出す映画のシーンの数々に爆笑。保坂の奇想天外なプロットも青木の芸を活かして最高。楽しいクリスマスプレゼントでした。①とあるから②も期待してますがチラシとか見なかったから逃さないようにしなくては。

登場人物の役の名前が役者の名前と同じにしてあったけど、保坂萌だけ「もえ」だったのはいつも読み間違えられるからわざとそうしたのかな。

自由席上手寄りにて。

12月16日マチネ ザ・スズナリ「天獄界~悲しき金糸鳥」

わかぎゑふ主宰のリリパット・アーミー30周年記念公演シリーズの最後を飾った中華芝居。

大杉栄と伊藤野枝の間の娘と川島芳子を絡めて満州の地でのおとぎ話。ひねりも効いておもしろかったです。

東京公演だけ花組芝居の植本潤も出演。そして会場で販売したパンフレットには植本含め役者全員のサイン入りでした。先日の「入り口色の靴」に続きわかぎゑふ健在を印象づける舞台でした。

H列7番(やや後方中央)にて。

12月15日マチネ本多劇場「磁場」

直人と倉持の会の公演。これは役者竹中直人が岸田戯曲賞作家で演出家である倉持裕と組んで本多劇場で芝居をやるユニットで、2013年の公演に続いて二回目の作品。もちろん倉持の作、演出です。

初めての映画脚本でホテルに缶詰になっている劇作家。そして富豪と思われるスポンサー。あくまで物腰は柔らかいのですが、意志の力で周辺を威圧して行きます。

このものすごい力を持つ男、実は観客の象徴。そしてそのプレッシャーに押しつぶされていく劇作家。

倉持はとても好きな作家ですが、装置や演出とホンの絡みに真骨頂があってホンの提供だけではいまいちの場合も多く、またシチュエーション・コメディー的要素も多くて出来不出来のある人と思います。その倉持の実体験も反映したような設定。そして本多の舞台にはまった装置。久々に倉持の実力の出た舞台を見られた気がしました。

M列11番(後方中央)にて。


12月14日マチネ シアターコクーン「シブヤから遠く離れて」

シアターコクーンのプロデュース公演。作、演出は岩松了です。亡き蜷川幸雄の演出する舞台のために書き下ろされ上演されたホンを岩松自身の演出で再演しました。初演は見ていません。

渋谷の外れにある二階建て洋館の廃屋が舞台。冒頭は人間関係がつかみづらく面食らいましたが、それもプロットに絡んでいることがあとで分かります。小泉今日子が登場してからは岩松らしい、観客の心に不安を植えつけていく芝居。そして鮮やかな幕切れ。さすがです。

村上虹郎が座長だったようですが、やはり小泉今日子の芝居でした。

1階T列7番(最後列下手)にて。

2016年12月30日 (金)

12月13日劇 小劇場「イマジン③夢見るふたり」

小劇場系の小さな団体の役者を多数抱えるプロダクションであるイマジネーション。その10周年を記念したいろんな舞台の詰め合わせ公演の③。ぜんぶ見たかったけれど、モロモロの事情で③だけの観劇になりました。③は親族代表の竹井亮介と味わい堂々の浅野千鶴の二人芝居。同じく味わい堂々の岸野聡子の作、演出です。

題名どおりの夢をキーワードにしたオムニバスコント集と見えつつ、後から繫がったプロットが明らかになる面白さ。楽しかったです。

自由席最前列中央にて。

12月12日マチネDDD青山クロスシアター「Take me out」

アメリカのリチャード・グリーンバーグ作のトニー賞作品を小川絵梨子が翻訳、演出はニナガワスタジオ出身でミュージカルを多く手がけてきた藤田俊太郎です。

野球を題材にしたコメディというふれこみでした。たしかに笑える場面はたくさんありますが、テーマにはゲイが絡んでおり、プロットはかなりシリアスです。

そして最後のツイストもみごと。

役者はミュージカル系の人が多かったですが、演技はしっかりしていました。

ステージの両側に客席を設けるチャレンジも良かった。

C列16番(入口側中段端)にて。


12月6日本多劇場「誰も喋ってはならぬ!」

加藤健一事務所の翻訳物コメディ。フランスの新進劇作家フロリアン・ゼレールの作で中村まり子の翻訳台本ですが、原作は元ネタがあってリメイクらしい。演出はラフカットの堤泰之です。

楽しく笑える舞台ですが、ポーランド人の使い方とかちょっと日本人には理解の難しいところもありました。

M列13番(やや後方中央)にて。

2016年12月24日 (土)

2016年10月の香港(その2)

<第3日2016年10月17日>
この日は朝ごはんを後回しにして電車でたいぽー大埔へ。朝ごはんは街市の有名なお店平記麵家で。超ひさしぶりでしたが、相変わらずの美味しさ。
そして朝食のあと、昔の警察をリノベーションして香港の大きな農場が買い上げ有機農業の教育施設にしているグリーンハブ緑匯學苑に向かいました。町中から公園を通って少し丘に登るとそこに緑匯學苑が。オープンは10時、申し込んであるガイドツアーは11時でしたが丘を登るし初めての道なので余裕を見ていたら20分ほどオープンより早く着いてしまいました。
門の前でしばらく待ってから入場。ガイドツアーは英語と広東語がありますが、英語は日が限られるみたいでこの日は広東語のみ。念のため係の人に広東語わからないけどガイドツアーについて行っていいか聞いたところ、ふだんは入れない中庭が見られるので参加の価値はあるとのこと。ツアー開始まで間があるので勝手に見学し、カフェでお茶。ブラックコーヒーにライムジンジャーパイを頂きました。すべてオーガニック素材なのでカフェは少し高めです。時間になりツアーが開始。警察署の建築の説明や植物の説明をしていることはわかりますが、思った通り内容はまったくわかりません。でも中庭を見ることができました。Pa170049
緑匯學苑のあとは大埔の市街地に戻り、映画「ミッドナイト・アフター」に出てきたレストラン華輝小廚餐廳へ。以前に来たときは定食を食べて名物のパイを食べなかったので今回は雞批チキンパイと蘋果批アップルパイを両方食べました。
腹ごしらえのあと、文武二帝廟へ。香港の文武廟というと香港島にあるものが有名でここはさほど知られていませんが、立派です。
72Xのバスで中心地に戻りうぉんこ旺角へ。3本目の映画はモールのランガム・プレイス朗豪坊のシネコンCinema Cityで《S風暴》。昨年の《Z風暴》のシリーズ化で、ルイス古天樂主演で汚職捜査專門の警察より厳しいと言われるICAC廉政公署の活躍を描く映画です。ちょっと登場人物とエピソードが多すぎて全体に大味になっちゃった感あり。
早めの晩ごはんは好旺角麵家 の洗衣街支店で有名なジャジャ麵。
尖沙咀へ移動し、4本目の映画はThe ONE 百老匯で香港アジア映画祭の作品《伴生》。歴史ある病院である東華三院の老人施設でターミナルケアを受けている入居者とその家族を描いたドキュメンタリー。まずまずです。台湾のドキュメンタリーの傑作ほどには引き込まれない感じ。監督Q&Aは写真だけ撮って抜け、ちょっと高いけどすぐに来た35Aバスで百老匯電影中心へ。
5本目の映画は香港アジア映画祭の台湾映画《心靈時鐘》。自死した父親と残された妻、そしてまだ幼い姉弟の心情を描いた作品。暗い話を明るく導くのはいかにも台湾映画らしく、すてきな映画でした。上映後のQ&Aのあと、ロビーで蔡銀娟監督にサインを頂きました。Pa170070
<第4日2016年10月18日>
この日は百寶小食の隣のABC粉麺で朝ごはん。ここは初めて来ました。コーヒーが轢きたての豆で淹れていて、食べ物もちょっと気が利いています。麺を食べましたが、麺その;ものは出前一丁。といってもインスタント麺としては高級です。そして具もいいものを使っています。Dsc_0008_1
この日は台風接近でかなり天気が悪かったので朝食後は少しホテルでのんびりしたり、近所の調味料のお店廖孖記腐乳皇で買い物したり。
そのうちお昼近くなりました。87Dのバスでちむとん尖東へ。ネット友達とシンガポール料理の好時沙嗲でランチしました。
雨がひどいのでランチの後はまたホテルへ退避。夕方また友人と待ち合わせで地下鉄でしょんわん上環へ。しかし相手が現れません。しばらく待ちましたが雨もひどいので諦めて移動しかけたころ行けないので明日にとの電話が入りました。
PMQ元創方にあるGODでランチョンマットを買い、地下鉄で尖沙咀へ移動しモールK11へ。
目的は鹿児島焼酎のプロモーションイベント。ネット友達である日本人タレント&ブロガーのりえさんやジャーナリスト&ブロガーの甲斐美也子さんに遭ってきました。司会はSOKOさんで香港で活躍する日本人が勢ぞろいでした。
また地下鉄でセントラル中環へ移動し、ホットドッグて有名な永樂園熱狗餐廳でダブルソーセージホットドッグの軽い晩ごはんのあと、香港大會堂劇院で芝居《親愛的,胡雪厳》。太平天国の乱から清末の時代の政商に仮託した自分探しの物語でした。席が前すぎて字幕は見づらかったですが、装置が舞台の高さをうまく使って面白かったです。Img_20161018_192933
地下鉄で戻り、十八座狗仔粉で夜食を買ってホテルの部屋で食べて休みました。
<第5日2016年10月19日>
この日も朝からかなり激しい雨。少しのんびりしてピカチュウの巣のあるモースパーク摩士公園に行くことにします。朝ごはんは気分を代えて公園の近くをネットで検索。雨がひどいのでサンダルをホテル近くで入手し履き替えたあと、電車でろっふー樂富の駅まで移動し、駅からすぐの三和茶餐廳で腹ごしらえ。どしゃぶりの雨の中、公園へ向かいました。
目指す巣はすぐ見つかり、三体を確保して撤退。電車で深水埗へ移動し露店のかばん屋さんで少し大きめのキャスターバッグを購入していったんホテルに戻りました。
映画のチケットを確保したあと、お昼ご飯はムスリム料理の有名店のコックさんが独立して出した源興美食で。カレーを頼んだつもりが発音が悪くローストダックのカレー掛けごはん咖哩鴨飯が来てしまいました。
お昼のあと5本目の映画は《幸運是我》@百老匯電影中心。親に見捨てられた若者と老人性痴呆になりかかっている単身の女性との心の通い合いを描いた佳作でした。街の風景が生きている映画でロケ地巡りがしたくなってしまいました。
映画のあと電車で上環へ移動。この日ようやく昨日すっぽかされた友だち、トラムマニアとして有名で本も出しているジョセフ謝耀漢に逢って近くのマクドナルドで本にサインしてもらいました。
ジョセフと別れて灣仔に電車で移動。ようやく雨はほぼやみました。
芝居の前に軽く食べようと謝菲道の南記へ。ここは潮州風の魚蛋という丸いかまぼこなどのすり身系の具を載せた麺の店で辛めのスープで有名でしたが久しぶりに入って見たらチェーン展開してファストフードスタイルのカウンターで料理を受け取る店になっていました。
魚蛋と揚げかまぼこ魚片、イカのすり身の墨魚丸3種載せで、酸辣湯仕立てで太めのライスヌードル米線を頂きました。
2本目の芝居は《仲夏夜之夢》@ 演藝學院歌劇廳。おなじみシェイクスピアの「夏の夜の夢」です。有名な俳優アンソニー・ウォン黄秋生が主演。よく知っている芝居なので字幕は無視しかぶりつきの席を取ってありました。追加公演だったのでラッキーにも空いていた最前列。とても面白く楽しめました。パックはダンサーでアクロバティックな動きがみごと。ヘレナはメガネっ娘でした。そして村人たちの芝居のところは大胆なアレンジで、ここだけはシェイクスピアのテキストから大きく離れギャグ満載でしたが広東語なのでほとんどわかりませんでした。唯一ゴールデンハーベストの昔の映画の冒頭ロゴのときに出てくるドラムロールから始まる音楽の口真似をやってみせたのだけがわかりました。Dsc_0006_2
終演後は楽屋口で秋生の出待ち。楽屋口に待っているのはほとんど親しい友人や関係者だけ。秋生さん以外は大スターも出ていないからか、ファンは皆無に近くて寂しい出待ちでした。しかも秋生さんは最後の最後の終演後1時間ほど経ってから。もう0時を過ぎていました。待っていたのは若い女性二人とわたしだけ。日本からと言うと「ありがとございます」。諦めなくて良かった。粘った甲斐があった!
サインを貰い、ツーショットで写真を撮ってもらいました。Pa200080
地下鉄でホテルに戻って休みました。
<第5日2016年10月20日>
この日はホテルで朝食。今回朝食付きの料金だったので食べてみました。実は昔ずっと朝食付き料金を出していた時期があり、そのとき朝食はダメダメだと思って食べていなかったのですが、ここしばらくは朝食付きの料金ではありませんでした。今回また朝食付きになっていたので食べてみたのですが、やっぱりいまひとつでした。
朝食のあとはホテル近くの高速道路が駐車場ビルを貫通している場所へ。近く立て替えられて道路貫通が見られなくなるかもしれないという情報もあり、写真を撮っておきました。そして最後の買い物。調理器具を探して歩いていると麺の店があったので乾麵を購入。探していた蒸し物を取り出すプレートトングも買ってホテルをチェックアウト。
お昼ご飯はシルクロード料理のミシュランの店有緣小鈙へ。昔の小さい汚い店が道を渡ったブロックに引っ越し新しくきれいになってミシュランにも載って、味が落ちてないか心配でしたが羊肉のぎょうざもここでしか食べられない超幅広のびえんびえん麺も美味しかったです。Img_20161020_122455
新しいキャスターバッグの荷物を転がして電車で東涌そしてS1のバスで空港へ。夕方のキャセイで日本に戻りました。

2016年10月の香港(その1)

12月にもう次の香港に行ってきたのにやっと10月香港の記録。郊外をたっぷり散策。芝居を2本見て、俳優のアンソニー・ウォン黄秋生に逢ってきました。二つに分けてアップします。
例によってスナップ集はFlickrです。https://www.flickr.com/photos/47382424@N08/albums/72157672480403354に吊るしてあります。
<第1日2016年10月15日>
羽田114番ゲートから香港ドラゴン航空夜行便で香港へ。機内食はシーフードパスタ。香港国際空港では初めてサテライト着で電車でイミグレに運ばれました。 
町中へはS1のバスでとんちゅん東涌の駅で地下鉄の予定でしたが、バスがなかなか来ません。あせって東涌の団地へ行くS64のバスに乗ったらなんと駅前は通らない! やむなく空港から橋を渡って東涌へ入ったところのバス停で降り、7、8分歩いて駅にたどり着きました。
九龍駅から歩いて定宿のEvergreen Hotel 萬年青酒店に荷物を預け、オースティン柯士甸の駅からつぇんわん荃湾西駅へ。映画を見に行きます。
映画の時間には少し間があるので、近くの蘭香茶餐廳で朝食にすることにしましたが、土曜の朝のこの時間帯は席を待つ人持ち帰りの人含め大混雑で、簡単には座れません。なんとか相席で着席しましたが、机のマットの下のメニューは相席の人の食器で一部隠れてます。前回食べたスペシャルセットの特餐でなく、名物のランチョンミートの入った麺は入れつつ違ったものも組み合わせてみようかと思いましたがメニューが見づらいし、見えないからメニューの紙を別に持ってきてと頼むのもカタコトの広東語では面倒だし英語で交渉するのも通じない可能性があるので妥協してまた特餐にしてしまいました。ランチョンミートの麺は入っているし,美味しいのですが、課題を残しました。
ショッピングモール荃新天地の中のゴールデンハーベスト嘉禾のシネコンで見た今回の香港での1本目の映画は《偸天特務》。アンディ劉徳華としゃおみん黄曉明の出演するアクションコメディ。監督はバリー王晶です。王晶らしいドタバタで、華仔もしゃおみんもとんでもないボケばっかり。気楽に楽しんで大笑いできる映画でした。
映画のあとは荃湾西駅ではなく荃湾駅から太子駅へ。チャリティで無料弁当を配っている基隆茶餐廳でランチ。肉入りのライスヌードル焼きそば乾炒火腩河とミルクティーのセット。おつりは寄付してきました。出ると午後の弁当配布に列ができていました。Pa150004
ランチのあとは公園で東京国際映画祭のチケットにチャレンジしましたが、システムトラブルでどうにもならないのでさむそいぽ深水埗の駅からじょーだん佐敦まで地下鉄で移動してホテルにチェックインしました。
シャワーだけ浴びてちむさーつぃ尖沙咀へ移動。チョンキンマンション重慶大厦の両替屋で香港ドルを換金し、楽器屋さんでネット予約した芝居のチケットを受取り。
そこから地下鉄でセントラル中環駅に移動し、映画館PALACE ifcで2本めの映画、香港アジア映画祭の作品《三伏天》を見ました。日本でも人気のパン・ホーチョン彭浩翔監督の北京事務所がプロデュースした作品ですが、テイストはまったくパン監督の作品とは違います。監督は英国籍のJordan Schiele。乳飲み子を抱えて授乳しながらセクシーなダンサーとして働くロロとボーイフレンド。ボーイフレンドと子供が逐電。子供探しと自分探しで上海を彷徨うロロ。中国の養子問題を描いています。上映後には監督と主演女優の黃璐のQ&Aがありました。Pa150007
映画のあとは中環駅から太子駅まで地下鉄で移動しレストラン北京老家で香港の友人と会食。北京ダックや羊肉のぎょうざを楽しみ会話も弾みました。
会食のあとは74番の緑色ミニバスでホテルへ帰りました。
<第2日2016年10月16日>
ホテル近くの百寶小食で朝ごはんのあと、柯士甸の駅から天水圍の駅へ。今日はハイキングでfacebookでおつきあいしている同年代の単身赴任で香港に駐在している日本人の方と香港の若者と待合せ。K65のバスに乗ってカキで有名な観光漁村流浮山へ。まずは添加物のないオリジナルオイスターソースで有名な汝記を目指します。バス停に大きな看板があり住所が書いてありますが、Google Mapの検索では出てきません。通りの名前も出てこないので近所の人に聞くと、メインストリートを入っていけと言われました。住所の通りと違うので半信半疑で進むと、中程にまあまあ大きな案内板があり、左に曲がって少し行くとそこが汝記でした。
添加物を入れた安いものから完全無添加で塩と水しか加えていない最高級品までずらっとオイスターソースが並んでおり、乾物も少し売っています。もちろん最高級品を買いました。Pa160008
船着場に行くとカキいかだとの間を行き交うボートが忙しく動いていて、脇では取ってきたばかりのカキを剥いて大きさで仕分けながらその場で観光客に売っていました。
お昼はメインストリート中程の邦記海鮮酒家で。海鮮を選んできてもいいと言われたので、近くの魚屋で仕入れ。かなりゼイタクに食べたので予算オーバー。若者二人の分はおごろうかと思っていましたが、少し分担してもらいました。K65のバスで天水圍の駅まで。同行者はそのままバスで写真を撮りに行くとのことでここでお別れ。電車でホテルへ戻って、ひとやすみしました。
ふたたび町に出て翌日分の映画祭チケット引き取りに歩くことにします。香港の映画館はネット予約(手数料掛かります)したチケットを引き取る機械があり、予約に使ったクレカを通せばチケットが印刷されるのですが、日本のクレジットカードは予約には使えるのに引き取り機では使えないことがほとんどです。窓口に行くことになります。また、日本も同じだと思いますが、観賞する映画館でしか引き取れません。
ホテルから近いやうまていのブロードウェイシネマテーク百老匯電影中心と地下鉄で移動した尖沙咀のモールThe Oneのブロードウェイ百老匯でチケットを引き取って、さらに地下鉄でさいいんぷーん西營盤へ。ちょうど香港に来ていたtwitterのお友だちと晩ごはん。
お友だちの泊まっているホテルで落ち合ったあと、ちぇんがい正街のマーケット街市のビルの屋台村にある紫京海鮮飯店へ。二人なのであまりたくさん取れませんでしたが、夜も海鮮でした。
晩ごはんのあとはまた地下鉄でさむそいぽ深水埗へ。人気のスイーツ屋さん康瑞涼茶へ行きました。超満員。中で食べるのはあきらめて、白木耳の糖水を持ち帰ってまた南昌街の分離帯で食べました。11月から引っ越すと貼り紙がしてあったので、少しは客席が広くなるのでしょうか。Img_20161016_205648
お友だちと別れて地下鉄でホテルに戻りました。

2016年12月12日 (月)

12月5日ザ・スズナリ「どどめ雪」

劇団☆新感線の看板女優高田聖子のプロデュースユニットである月影番外地の公演。作は福原充則、演出は木野花と二年前の前回公演と同じ顔ぶれです。

ちょっとリアルっぽい怪しいファンタジーなのは前作の「つんざき行路、されるがまま」と似ています。面白い会話劇ですが、ファンタジーについていけないとつらいかも。

L列2番(中段下手)にて。

12月2日世田谷パブリックシアター「エノケソ一代記」

シス・カンパニーのプロデュースで三谷幸喜の書き下ろし作、演出の舞台。

エノケンこと榎本健一の絶頂期には全国にエノケンの偽者が現れたそうですが、主人公もその一人。ただし単なる偽者ではなく、エノケンにあこがれ、エノケンになりたいともがく。

シチュエーション・コメディーの名手三谷でこの題材なので喜劇を期待しますが、かなりシリアスなお話。

主演は市川猿之助で、大向こうがかかっていました。猿之助のダンスは見ものです。

1階Q列21番(後方やや上手)にて。


12月2日上野ストアハウス「水無月の云々」

上野ストアハウスで主催する日韓演劇祭の一本。TRASHMASTERS主宰の中津留章仁が若手役者の発掘を目指してオーディションで集めた役者で舞台を作るプロデュースユニットである中津留章仁Loversの公演。2012年の再演です。

最近の中津留の戯曲は時事問題を正面から取り上げていますが、このホンは殺人を犯し獄中にいる家族をもつ家庭内の問題を描いてます。ちょっと推理劇っぽいところもあり、ものごとを複数の面から描き出す中津留らしいところも出ていて面白い芝居。若い役者さんもいい味出してました。

自由席三列目中央にて。


2016年12月 8日 (木)

12月1日小劇場B1「自己紹介読本」

岸田賞作家山内ケンジとプロデューサー城島和加乃のプロデュースユニットである城山羊の会の公演。昨年暮れの前回公演は身内の不幸で見逃しており、昨年の初夏以来ですが、番外公演的な企画も見ているので久しぶりの感じはしません。作、演出は山内です。

公園とおぼしき場所での突然の自己紹介という発想が奇想天外で面白く引き込まれます。そこからの会話が常識を微妙に外して展開し、知的なおかしみで観客の頭が満たされます。秀逸。

自由席下手端中段にて。


11月30日東京芸術劇場シアターウエスト「三代目、りちゃあど」

野田秀輝の戯曲を日本、シンガポール(英語)、インドネシアの役者が言語混合で演じシンガポールの演出家オン・ケンセんが演出。バリで稽古をスタート。琴平などで稽古をやり、静岡とシンガポールで上演ののち今回東京に来ました。

最初は言語混合についていけず字幕を見逃したりしましたが、だんだんに慣れました。

江本純子がお目当てだったのですが、インドネシアの影絵人形も面白かったし、元宝塚のノンちゃん久世星佳も良かったです。ノンちゃんを海外の演出家がうまく使ったのに驚きました。

F列19番(中段上手)にて。


11月30日紀伊國屋ホール「サバイバーズ・ギルト&シェイム」

鴻上尚史のプロデュースニットKOKAMI@networkの公演。鴻上の作、演出です。

大量死での生存者が感じる罪悪感をテーマにしたプロット。戦争を舞台にしていますが、あくまで虚構のイメージで無機的にも感じるのは鴻上らしいです。面白かったですが、鴻上の作ったかつての驚くべき芝居とどうしても引き比べてしまう。

常連の大高に加え、今回は長野里美も出演していて、旧第三舞台の役者が二人出てます。長野が鴻上の芝居に出るのは久々で、この二人が揃うとやはりひと味違います。そしてやっぱりかぶりもの。

S列13番(後方中央)にて。


2016年12月 2日 (金)

11月28日下北沢駅前劇場「image KILL THE KING」

劇団鹿殺しの本公演。15周年記念の旧作再演です。作は丸尾丸一郎、演出は菜月チョビです。

前説が終わったらまた前説が始まり、劇中劇の構成です。最近の鹿の舞台とは違ってハチャメチャ度高い。

しかし、好き放題やってるように見えて、計算しつくされている感じ。チョビ演出さすがです。

面白かった。

H列3番(中段下手)にて。

11月25日草月ホール「肉声」

コクトーの戯曲を日本の戦前から戦中に翻案した一人芝居。「妾・語り」とサブタイトルが付いています。構成、演出,美術で杉本博司、作、演出で平野啓一郎と演出が二人クレジットされています。主演は寺島しのぶで、庄司紗矢香のヴィオラの演奏が入ります。

三谷幸喜のホンでスパイラルホールで鈴木京香が演じたのを見てますが、まったく別物の印象でした。

しかし、やはり電話を使った一人芝居というコクトーの戯曲の強さが出てしまい、工夫はなかなかうまく機能していなかったように感じました。

1階SC列1番(前方下手)にて。


11月24日こまばアゴラ劇場「ゆっくり回る菊地」

川村沙也の一人プロデュースユニットである僕たちが好きだった川村沙也、略してぼくかわの第2回公演。作と演出はクロムモリブデンの青木秀樹です。

昭和初期の感じの設定なのになぜか携帯電話が登場し、少しSFの香りがするダークサイドの妖しいファンタジーが展開するのはクロムと似てます。クラインの壺も小道具で出てきます。ただ、役者の数が少ないので振付の感じはクロム的要素はちょっとありますが、マスゲーム的な動きはありません。

枝本萌を筆頭に女優さんが爆発して笑える面白い舞台でした。

自由席2列目中央にて。


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