香港の現状

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2016年9月

2016年9月23日 (金)

9月21日本多劇場「来てけつかるべき新世界」

ヨーロッパ企画の公演。主宰の上田誠が作、演出です。

活動ベースは京都で、これまでは企画型コメディと称して設定に一芸ある舞台、しかも標準語でやってきましたが、今回はじゃりん子チエの世界で大阪弁の人情噺5本立てオムニバス。しかしヨーロッパ企画らしく、設定は近未来でドローンやロボットやAIやVRとの交流が描かれています。

面白かったですが、ちょっと分かりやすくなりすぎたかなぁと思うのと、中心でやってる役者がみんな客演なんでいろいろ曲がり角なのかなぁと思いました。

わたしは遅く来た客でこの劇団二回目なんで、もうちょっといろいろ見てみたいです。

C列補助席15番(前方上手端)にて。


9月21日マチネシアタートラム「クレシダ」

イギリスの劇作家ニコラス・ライトの作による翻訳芝居。演出は演劇集団 円の森新太郎です。

1630年代、女性の役を少年が演じていた時代の終わりかけるころのロンドンを舞台にしたバックステージもの。演技ということそのものを観客に問いかける、演劇ファン向きのお芝居に感じました。

平幹二朗の年老いた座長の演技指導はみごとですが、それを受ける少年の駆け出しの役者を演ずる浅利陽介が可愛くてとても良かったです。

F列14番(中段やや上手)にて。


9月18日ウイングフィールド「四谷怪談(猫組)」

エイチエムピー・シアター・カンパニーの公演。関西の劇団で関東で公演しているのかどうかよく知りません。わたしは初めて。演出は座付きの笠井友仁。

南北のホンをベースに装置をまったく使わず八百屋舞台とオフホワイトの衣装に絵や文字をプロジェクションしてコンパクトにテンポよく話を進めます。男優の鼠組もあったようですが、見たのは女優さんだけの貓組。

面白かったです。ただ、話に現代性を取り込んだらもっと面白くなったかも。

関西の劇団ももっと見たいなぁ。

自由席中段下手にて。


2016年9月18日 (日)

9月16日彩の国さいたま芸術劇場NIMAGAWA STUDIO「『クラゲノココロ』『モモノパノラマ』『ヒダリメノヒダ』」

藤田貴大が主宰するマームとジプシーの舞台。藤田の作、演出です。

四角いスタジオの稽古場で、北側が正面で三面に客席が作られていました。

まず椅子に置かれた当日パンフと言うかプログラム的なものに驚き。造花が挟んであって香りがしています。

田舎町の青春のお話。

役者が動きながらのセリフ。リフレイン。肉体表現とセリフが韻を踏みます。いつもと同じであって、同じでない驚き。ほかの劇団では見られないここだけのもの。

まだまだ飽きません。

自由席西側最前列中央にて。


9月15日吉祥寺シアター「荒野のリア」

川村毅の脚本・演出のシェイクスピア。一昨年の初演に続き二回目の観劇です。

いきなり荒野から始まって冒頭を略していることや、荒野を月に見立てて道化とコーデリア二役を演ずる役者がウサギの耳をつけているところなど主な仕掛けは初演と同じですが、細かい演出は初演と違うかも。良くなったような気がしました。ただ、役者は初演の有薗芳樹、玉置玲央の印象が強く、ちょっと違和感ありました。

やはり麿さんの存在感最高でした。

C列18番(前方上手端)にて。


9月15日マチネ世田谷パブリックシアター「ディスグレイスト -恥辱-」

パキスタン系アメリカ人劇作家アヤド・アフタルのピュリッツァー賞受賞作の翻訳劇。演出は栗山民也です。

9.11以降の合衆国のモスレムとその周辺の人々の複雑な感情と行動を描いています。背景抜きに芝居としても面白いのですが、そういう楽しみ方でこの芝居を理解できたと言えるのかどうか。

楽しんだけれど、引っ掛かりが残るお芝居でした。

役者さんはみな好演。

お芝居に出てきたお菓子「バナナプディング」をロビーで売ってました。プロットと深い関係はないけど商売上手。わたしも一つ買って頂きました。

1階J列2番(中段下手端補助席)にて。

2016年9月16日 (金)

9月14日東京芸術劇場シアターウエスト「テレーズとローラン」

地人会新社の舞台。ゾラの小説「テレーズ・ラカン」をベースに谷賢一が作・演出しています。

この小説、あちこちで舞台化や映画化されているだけに、趣向が必要です。

この舞台では、ラカン夫人の友人の退職警察官マルタンを狂言回し的に登場させたこと、殺されるカミーユを登場させなかったこと、そして時系列を逆にたどったことが趣向でしょうか。

いろいろ頑張ったと思いますが、わたしにとっては残念ながら驚くほどの効果とは感じませんでした。

G列20番(中段上手)にて。

9月12日平城宮跡『マハバーラタ」

SPACのマハバーラタはアヴィニヨン凱旋公演の横浜で見て以来。今回は「東アジア文化都市 奈良 2016」と銘打ったイベントの一環での野外公演です。

語りの阿部一徳も看板女優の美加理も変わらず良かったし、雲間から漏れる月と虫の音の中での観劇は格別でした。

ナラ王の冒険だけに奈良にはぴったり。奈良にちなんだ地口も入って横浜よりさらに感動が増しました。

最前列上手にて。


9 月11日ソワレ下北沢小劇場B1「嘘より、甘い」

高羽彩の一人劇団タカハ劇団の公演。作、演出は高羽。

歌舞伎町の、怪しい勧誘の連中が集まる喫茶店で起こる事件を描いています。

この小屋でよくあるパターンですが、長方形のスペースを斜めに使う感じの舞台で上手下手の辺に座席を配置していました。

会話は面白く、この劇団見逃せないなと思いましたが、メインのプロットの落ちはもう少し演出でメリハリがつけられたのかな、ちょっと惜しい感じでした。

B列15番(上手側2列目中央)にて。

2016年9月15日 (木)

9月10日ソワレあうるすぽっと「まちがいの喜劇」

戯曲翻訳家河合祥一朗が新訳と演出をするKawai Projectの第2弾。わたしは初めて。ネットで評判を聞いて飛び込みました。ご存じシェイクスピアの喜劇です。

ヴィオラ・ダ・ガンバの演奏も、役者さんもいいのですが、なんといってもシェイクスピアの戯曲を深く解釈し、更に徹底して地口を訳に活かしているところがとても面白いです。超訳とはまさにこのことでしょう。

つぎはゴドーをやるそうです。チェックしておかないと。

B列5番(前方上手)にて。

9月9日シアターコクーン「家族の基礎」

M&O2プロデュースの倉持裕作、演出の舞台。

倉持裕はプロットと装置の使い方を組み合わせた驚くような演出が好きなのですが、この舞台ではそこまで驚きませんでした。こちらが慣れちゃっていることもあるとは思いますが。

いろんな伏線からの小味の効いた展開は面白いですし、装置の裏表使いなどはやはり倉持らしくはあるのですが。

わたしが見た回は18時30分開演でしたが、平日の仕事帰りのためか遅れて来るお客さんが目立ちました。ところがこの芝居、開幕直後にかなりの伏線が示されてます。遅れてくるとかなり違った芝居に見えるんじゃないかという気がします。

役者ではナイロン100℃の長田奈緒さんが光ってました。

1階G列15番(中段上手)にて。

9月8日俳優座劇場「朝食まで居たら?」

青年座の公演。ジーン・ストーンとレイ・クーニーのコメディです。ストーンはこの作品以外ではあまり聞いこととありませんが、クーニーはご存知の通りコメディの達人です。演出は伊藤大です。

堅物の公務員ジョージは妻に逃げられ一人暮らし。そこにヒッピーのルイーズが転がり込んできます。ルイーズは臨月の大きなおなかをかかえてロンドンに出てきたばかり。ジョージの上の階に住むデイビーと知り合い同居したのですが、すぐに喧嘩してしまったのでした。

デイビーもちょこっととうじょうしますがほとんど二人芝居。ルイーズとジョージのカルチャーギャップによって起きるドタバタで大笑いできました。

ルイーズの野々村のんさんのノリがよかった。

5列11番(前方中央)にて。


2016年9月12日 (月)

9月8日文学座アトリエ「弁明」

文学座アトリエ公演の翻訳劇。lイギリスの劇作家アレクシ・ケイ・キャンベルの作、上村聡史演出。

入り口の左奥から斜めに舞台が突き出ていて、その先端コーナーと裏側にも客席が配置され三方から見る形になっています。こういう変形舞台は映画なんかではありえない醍醐味です。他の観客の顔が見えるのも面白い。

美術史家のクリスティンの誕生日に彼女を訪ねる息子のピーターは世界の拠点で仕事をする銀行マン。ガールフレンドのアメリカ娘トゥルーディを連れてくる。トゥルーディはクリスティンの歓心を買うのに必死。次男サイモンのガールフレンドである女優のクレアとクリスティンがかつて社会運動の活動家だったころからの友人ヒューが集まるが、サイモンが遅れて姿を現わさない。クレアとトゥルーディのちょっとしたいさかい。そしてクリスティンが出版した回顧録のことで息子たちの感情は爆発する。

若者の社会運動が当たり前だった時代といまをひきくらべさせられるお話でした。

A列32番(コーナー最前列)にて。


9月7日テアトルBONBON「うみ」

西瓜糖の公演。座付作者で役者、声優山像かおりでもある秋之桜子作、座付演出家の松本祐子の演出です。

先の戦争の降伏直前の葉山を舞台に、その戦争の虚しさ馬鹿らしさを描いています。ともするとありきたりなサヨク芝居になりがちな話を、ダダイズムや妻妾同居、男女のどろどろした関係を絡めていくことで面白い舞台に仕上げています。

男優さんもがんばっていましたが、やはりかんのひとみ、山像かおり、奥山美代子の女優陣のつばぜり合いが見事でした。

自由席最後列上手にて。


9月6日下北沢駅前劇場「明るい家族、楽しいプロレス」

松本哲也の一人劇団小松台東の公演。当然ながら松本の作、演出で、松本以外の役者はすべて客演です。再演ですが、わたしは初めてです。

ほぼ正方形の舞台を作り、四方に客席を配置したのは先日の3.14ch同様。開演前に舞台ではプロレスごっこをやっていますが、本編とは関係ありません。

舞台はいつもの宮崎。父親が寄り付かなくなった家で暮らす母と姉弟。小学生の弟は大のプロレスファン。スタン・ハンセンの時代の設定です。自分の父である先代社長にコンプレックスを抱いている父親。

いい人ばかりなのにいつもボタンを掛け違う切なさがあります。

自由席北側最前列中央にて。


2016年9月 6日 (火)

9月3日シアター711「三億円事件」

ウォーキング・スタッフプロデュースの和田憲明演出の舞台。脚本が野木萌葱となっています。ふつう脚本でなく作と書くことが多いですが、この舞台のために書き下ろしていないからなのか、もっと意味があるのかはわかりません。パラドックス定数という自分が主宰し作、演出を担当する劇団で上演した脚本を提供したようです。

プロットは三億円事件そのものではなく、時効直前の捜査本部です。府中警察署と本庁の警察官の葛藤を描いています。

舞台の後ろ側にも客席を配置しているのは一つのチャレンジ。

G列3番(後方中央)にて。

9月1日東京芸術劇場シアターウエスト「八百屋のお告げ」

グループる・ばるの公演。今回で三演になる定番化してきたラッパ屋の鈴木聡作の舞台ですが、演出がこれまでの鈴木裕美から木野花に変わってます。

わたしは再演を見てるのですが、演出のどこが大きく変わったのかはあまり分かりませんでした。

面白いところは変わらず。男優陣が変わってるのでその印象の違いは多少あります。

C列22番(前方上手)にて。

9月1日本多劇場「SHAKESPEARE IN HOLLYWOOD」

加藤健一事務所の翻訳物コメディ。作はケン・ラドウィッグで小田島恒志則子夫妻の訳。演出は鵜山仁です。

シェイクスピアの夏の夜の夢に登場する妖精の王オーベロンと妖精パックが夏の夜の夢の映画化作品を撮影中のハリウッドに迷い込んで自分自身の役を演ずることになりいろいろなドタバタを繰り広げるお話。

妖精は人間から身を隠すことができるのですが、その仕種がじつに面白い。それを見るだけでも劇場に足を運ぶ価値があると思います。

役者ではもちろんカトケン御大、ご贔屓の植本潤、加藤健一事務所出身の加藤忍とみんな大好きだったのですが、ナイロン100℃の新谷真弓がぶっ飛んでて大変良かったです。

楽しいお芝居でした。

G列5番(中段下手)にて。


2016年9月 2日 (金)

8月31日ソワレ イマジンスタジオ「其処馬鹿と泣く」

岸田賞作家ノゾエ征爾が主宰する劇団はえぎわの本公演。ノゾエの作、演出です。

看板女優の川上友里の怪演技が爆発して面白いです。ちょっと彼女に寄っ掛かりすぎかとも思えますが、わたしは無条件で大喜びでした。

そして、いろいろな色の糸が絡み合う演出がとても素敵でした。

自由席最前列上手にて。

8月31日マチネ中野ザ・ポケット「イノチボンバイエ」

浅野温子と劇団男魂(メンソウル)のコラボの舞台。温魂(オンソウル)と銘打ってます。浅野温子が小劇場に出るのが珍しいので見に来てみました。作は男魂の主宰杉本凌士。演出はこのコラボの仕掛け人であり、近年浅野や元第三舞台の長野里美と一緒に仕事をしている野崎美子です。

冒頭の舞台は九州の田舎町。わりと軽妙なつかみから入り、ちょっとベタな人情喜劇かと思いきや、舞台が精神病院に移りだんだん話が重くなっていきます。

なかなか救いようのない展開になっていくのですが、最終的に人間だれでも他の人に役に立つことができるしやりたいねということでまとまって、多少は救われた気がしました。

自由席最前列上手にて。


8月30日すみだパークスタジオ倉「大型」

3.14chの本公演。主宰のムランティン・タランティーノの作、演出です。

プールサイドではしゃぐカップル二組。葉っぱを吸ってはしゃいでいますが、一人の女はバイセクシャルで、もう一人の女と愛し合っていたらしい。捨てられた女は気がつくと十王裁判の場に。

十王裁判に入ってからは説明的なセリフはなく、曼陀羅の世界にたゆたう感じ。好き勝手にやってる芝居ですが、それが楽しい。知的なチャレンジで観客に挑んできます。

キャストやスタッフにはちゃんと説明しているのかな、なんてことを思いました。

自由席東側中央にて。

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