香港の現状

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2016年5月

2016年5月26日 (木)

2016年4月の香港

リアル陣取りゲームingressのイベントに香港のアカデミー賞と言われる香港電影金像奨の受賞セレモニーのレッドカーペット、そしていつも通り食べ物と映画の香港。

例によってスナップ集はFlickrです。http://www.flickr.com/photos/47382424@N08/sets/72157667157980086/に吊るしてあります。

 

<第1日201641日>

最近よく利用している羽田発のドラゴン航空夜行便で香港へ。機内食はかつ丼風。ほぼ定刻で香港着。しかし今回はパスポートを新しくしたのでe-道再登録があり、窓口が開くまで入国せず待機。仮眠しようかと思いましたが。いつも早足で通過する到着エリアを少し見物しているともう時間があまりなく、一粥麺で朝食を取ってトイレで髭を剃り身支度。香港用の現金、SIM、オクトパスカードを袋から出して身につけましたが、ここで袋を忘れてきてしまいました。マカオの地圖とマカオパスが入っていたので次回ちょっとマカオに行くのが億劫になりそうです。

e道更新は5分かからず終了。映画の時間を考えて今回A22バスで佐敦へ。

いつものエバーグリーンホテル萬年青酒店に荷物を預け1Aバスで旺角へ。

一本目の映画はショッピングモールランガムプレイス朗豪坊のCinema City で《選老頂ハーマン・ヤウ監督、チャップマン・トー主演のやくざの跡目争い映画です。ハーマン・ヤウらしい皮肉なプロット。跡目争いの入れ札が香港の普選問題を連想させます。

映画のあとはingressで一緒にプレイする香港現地のチームリーダーと落ち合って打ち合わせとアイテム交換、そして朗豪坊のフードコートで食事。わたしはシンガポールラクサ。リーダーはお好み焼きを食べていました。

食事を慌ただしく終えて同じシネコンで二本めの映画《紅衣小女孩》。台湾のホラー映画で2015年11月の金馬映画祭のクロージング映画です。 少子化や老人問題を絡めながら観客の読みの裏を行くツイストを効かせたプロットは巧みで、許瑋甯の演技も良かったです。ただ結構怖かったのでホラー嫌いなひとには無理にお薦めしません。

かけつけ二本の映画を見終わって36Bのバスでホテルへ戻りチェックインそのあとは7番のバスでちむさーちょい尖沙咀のチョンキンマンション重慶大厦で香港ドルの両替です。例によって入り口の2軒はボッタクリで他の店は微妙に違うレートを出していますが、この日は珍しいことに入り口に近い、手動でレートを出している店が一番良いレートでした。

暑いのでマンゴードリンクを飲み、九龍公園の中にある衛生教育展覽及資料中心に行きました。目的はマーケットガイドの冊子。Img_20160401_162520 香港のあちこちにある、生鮮食料品の店を中心に昔は路上で営業していた店を集積した公営マーケット。そこに集まる店の扱う品物、野菜や肉や魚の代表的なものを日本語を含む複数言語で解説してあるものです。一人一冊と書いてありましたが、お友だちの分も含め5冊ゲット。

続いては香港をテーマに書き続けているイラストレーター小野寺光子さんのイラスト展へ。ここでちょっと失敗をしてしまいます。香港競馬会の施設と書いてあったので間違えてさむそいぽ深水埗にある芸術センターに行ってしまいました。間違えたことにはすぐ気がつき本当の会場の葵芳青年空間へ。くわぃふぉん葵芳の駅から歩道橋を渡った団地の中の建物の一階ですが、歩道橋を渡って進むと団地の中のショッピングモールに入ってだいぶ行き過ぎてしまいました。渡ってすぐの非常口みたいなところから階段をおりてしまうのが正解だったようです。

会場は競馬会がスポンサーしている、団地の中のいくつかのの集会室を持つコミュニティセンター。受付の裏にある、お茶飲んで本を読んだり打ち合わせしたりするスペースの本棚の上に展示してありました。

イラスト展のあとは地下鉄でてぃんはう天后へ移動し、レストラン金御海鮮酒家でingressのウェルカムディナー。広東料理のフルコースでした。

宴会のあとは102番のトンネルバスでホテル近くへ。新填地街の闇に夜猫がいましたImg_20160401_225449

この日は香港のテレビ局ATV最後の日。何か特別なことがあると思って見ていたら、なんと番組の途中で何事もなくすっと停波しました。

 

<第2日201642日>

この日は一日ingress漬け。

朝食はチームメートと会場近くの灣仔の稻香で早茶。Dsc_0026 昼前からゲームの準備が始まり。お昼はサンドイッチで、午後一杯ゲームは続き、プレイ中にチームメイトの買ってきたジャンクフードのおやつを食べて、夜は打ち上げのパーティで、富臨酒家灣仔店での火鍋でした。

打ち上げが終わったあとは、日本から遠征した仲間と尖沙咀へ移動し甜蜜蜜甜品專門店でのスイーツ。午前様で歩いて宿まで帰りました。

 

<第3日201643日>

この日は早起きして、香港映画迷のお友だちと郊外での早茶。地下鉄でちゅんわん荃灣へ出て80番の緑ミニバスに乗り換え。川龍端記茶樓へ。日曜なので混んでいました。クレソン畑がきれいでした。P4030015

帰路、ミニバスをおりるとかぼちゃのタネやひまわりのタネなどタネ専門店の陸金記の本店がありました。かぼちゃのタネを購入。電車で戻ってお友だちといったんお別れ。

途中買い物したのでホテルに荷物を置いて、尖沙咀ingressのミッションを遂行します。途中でお昼ご飯は尖東に進出したホンハム紅磡の雲呑麺の名店新大光燈で。

ミッションの途中、香港文化中心でまた香港映画迷のお友だちと合流。お姉様方はトニー梁朝偉のファンのみなさん。香港のアカデミー賞と言われる香港電影金像獎のレッドカーペットImg_20160403_164304 にトニーが現れるのではないかと出待ちです。わたしもご一緒してスターの写真を撮ることにしましたが、お姉様方から香港電影金像獎の本の持帰りを頼まれ、またミッションももう少しだったので場所取りだけ確認してミッションの続きを完了して1Aバスで尖沙咀からいったん宿へ戻って重たい本を置いてきました。

文化中心へ戻って待っている間に旧知の香港人の友人と再会したりして、延々と待っているとレッドカーペットのセレモニーが始まりましたが、みんな報道陣につかまってわれわれの待っているところにはなかなか現れません。しかし、しばらく待っているとサイモン・ヤム任達華が通って行きました。そしてスターがぽつぽつ通っていきますが、メジャーな人以外はなかなか識別できません。そして授賞式の開会間際になってとっと大勢通っていきました。

香港人の友人からは、近くのパブリックビューイングで授賞式を見ようと誘われましたが、トニー迷のお姉様方は結局トニーが来なかったので疲れが一気に出てホテルへお帰り。わたしもお腹が空いてたのでいったん離脱。マクドナルドでダブルチーズバーガー買ってからパブリックビューイングに舞い戻りました。

今年の最優秀作品賞は中国とのこの先十年後に想定される微妙な関係を描いた短編オムニバス《十年》。中国で「有害な映画」とされている曰く付きの作品が賞を取って授賞式も大騒ぎ、パブリックビューイング会場も歓声でした。

余韻をかみしめながらホテル近くにバスで戻り、十八座の狗仔粉と練り物の入った燒賣を夜食に持ち帰って食べて休みました。

 

<第4日201644日>

ホテル向かいの利強大排檔で朝食のあと朝風呂を済ませ、43Mのミニバスでオリンピック奥運の駅にあるモール オリンピアンシティ奥海城へ。予定した映画に間に合わないかと思っていたんですが、ぎりぎり予告編の終わった時刻に滑り込みでした。

三本目の映画は《暗色天堂》。ジャッキー張學友とカリーナ林嘉欣のガチンコ対決。舞台劇ベースのサスペンスです。提起された謎をたどる回想が観客の好奇心をわしづかみにします

43Mでまた戻り、ホテル近くで行きたいと思っていたお店百寶小食を確認しましたが、清明節のためかわたしの滞在中はお休みと判明。ちょっと凹みました電影中心に寄り、単館上映の台湾映画《太陽的孩子》の明日のチケットを購入。

そろそろお昼の時間ですが、ちょっと我慢してカオルンベイ九龍灣へ移動。ちょっとレトロな内装が話題になっているモールTBG Mall 得寶商場へ。P4040255 昔お台場にあった台場小香港を思い出す感じですただ、中のフードコートはいまひとつだったのでいったん外に出て近くの日月星快餐店へ。ここは鶏腿揚げが有名なお店。ハムサンドとアイスミルクティーのセットでお昼ご飯にました。ちょっと開いて手早く揚げてある鷄腿揚げは評判通り美味しかったです。Img_20160404_143908

お昼ご飯のあと得寶商場へ戻りレトロな内装の写真撮り。そして午後は地下鉄で九龍灣からたいち太子の駅まで移動しスイーツ。

お目当てはさむそいぽ深水埗醫局街にある康瑞涼茶。着いたら開店時刻は4時でまだ30分ほどありました。シャッターが下りていましたが、待っていると人が集まり始め、20分前には列ができました。開店と同時に注文。店内では食べられないと言われ、全部入り薬膳ゼリーを持帰りして南昌街の分離帯で食べました。体によさそうな味。Img_20160404_162737

2Eのバスでホテル戻りトイレを済ませてミニバス表示板のお店巧佳の場所を確認。ほんはむ紅磡での友人との約束のため6Aミニバス乗り場へ移動していたら雨が降ってきました。

この晩はわたしを迎えてfacebookの友だちの宴会があったのですが、紅磡で逢った友人も一緒に参加することになり、212のバスで旺角へ。宴会会場を確認したあと近くの王萍記茶餐廳でアイスレモンティーを飲んで時間を調整しました。そして時間通りにお店に行くと、なんと予約が入っていません。確認したら近くのもう一つの支店でした。グーグルマップで検索して出てきたので勘違いしていました。

宴会は陸陸雞煲火煱での重慶雞煲。土曜の打ち上げと似たような火鍋でしたが、珍しい具材をいろいろ注文しながら話が弾みました。Dsc_0050 宴会のあとは近くのスイーツ屋さんHeSheEatでデザートタイム。わたしはレモンクレープImg_20160404_230749 を頂きました。ホテルまでぶらぶら歩いて帰りました。

 

<第5日201645日>

この日は暗いうちから出掛けて102バスで港島へ。営業終了が間近に迫った康記粥店へ。ここはお粥の店ですが、腸粉(ライスクレープ)も有名です。開店準備からの様子をじっと見ていました。テーブルに新聞紙を敷いてそこに腸粉を延ばす台を載せて準備しますそしてバケツで腸粉の生地を混ぜます。やがてお客さんが来始めます。壁やドアはないので流れで開店していく感じがいいです。Img_20160405_071811_2 わたしも着席してお魚の切り身のお粥と揚げパンの腸粉を頂きました。

朝食のあとは112番のバスで九龍サイドに戻り、ホテルをチェックアウト。荷物はホテルに預けます。

四本目の映画はまた朗豪坊のCinema Cityで《特工爺爺》。サモ・ハン洪金寶が認知症だけどめちゃ強いおじいちゃんで大活躍。アンディ劉徳華も出ていましたが、見せ場ちょっとだけでした。

映画のあとは佐敦に戻りバス表示板の巧佳小巴用品へ。facebookでお友だちになっている店主の麥さんとと夫人にお会いして店内を見学し表札を注文しました。P4050281

お昼ご飯は近くの新強記燒臘飯店でロースト三種載せの三寶飯。普通に美味しかったです。

ご飯のあとは電影中心で五本目の映画《太陽的孩子》。昨年の台北電影節観客賞作品。原住民出身のジャーナリストの女性が仕事を捨てて故郷の水の枯れた田んぼを復活させる物語。ハートウォーミングでした。シネマート六本木支配人の村野さんのブログに詳しいです。http://www.cinemart.co.jp/article/blog/20150810000126.html

地下鉄で尖沙咀へ出てお土産を買ったあと、また地下鉄に乗って深水埗へ。ネット友だちと最後の宴会です。

この日も金潮榕火鍋刺身專門店という火鍋屋でしたが、最近流行の蒸気鍋をお願いしました。下のお粥から上がる蒸気で調理し、最後にお粥を食べて締めます。係の人がついて時間を計って蒸すので普通の火鍋より高い感じですが、美味しかったです。Dsc_0059

友だちと別れ、地下鉄でホテルに行って荷物を引き取って空港へ。時間がたっぷりあるのでE23のバスに乗ります。空港でかろうじて開いていた本屋で雑誌を探しますが、探していたものは見あたらず。

いつものようにラウンジで夜食を食べて、日付の変わったころ成田行きCX524便に搭乗し帰国しました。次回は百寶小食行くよ!

 

2016年5月21日 (土)

5月16日ソワレ吉祥寺シアター「愛情の内乱」

Tファクトリーの川村毅新作公演。川村が作、演出です。
白石加代子の演ずる母親と次男は怪しい女中と住んでいます。行政からの立ち退きの要請を拒否している母親にTV局の取材が入っています。そこに戦争に行っていたという長男、宗教団体に入っている三男が帰ってきます。そしてTV局の男により明かされる暗い過去…
白石加代子のおどろおどろしい演技、さすがです。一度さいたま芸術劇場で小屋入りのときすれちがったときは品のいい普通のおばさんという感じでしたが、舞台に乗ると独特の雰囲気ですね。
E列5番(前方やや下手)にて。

5月12日赤坂REDシアター「翼とクチバシもください」

クロムモリブデンの本公演。主宰の青木秀樹が作、演出です。
アンドロイド的になるドラッグ、アンディーの売人にスパイで送り込まれる主人公。いつもながらのクロム的なシュールなプロットと群衆の動き。面白かったけど、今回は若干わたしにはプロットが難解でした。
K列11番(後方中央)にて。

5月10日マチネ&ソワレ「アンコールの夜 男を読む&女を読む」

KAKUTAのSound & Play series 「朗読の夜」、主宰の桑原裕子が脚本、構成、演出を担当しています。
このシリーズ、わたしは初めてで、朗読というからリーディング公演だと思っていましたが、まったく違いました。
題材を読み上げる語り手に加え、登場人物を役者が演じて、会話になっている部分はセリフとして話します。テキストは小説なのですが、完璧な芝居として構成されています。
マチネで見た「男を読む」が3つ、ソワレの「女を読む」が4つの短編を題材にしており、オチのある話が多くて楽しかった。そしてその短編を繋ぐオリジナルの小芝居も入ってます。これもいい話。これがメインタイトルの「アンコールの夜」と繫がっています。
面白かったです。
マチネD列7番(中段下手)ソワレE列17番(中段上手)にて。

2016年5月18日 (水)

5月9日こまばアゴラ劇場「ザ・レジスタンス、抵抗」

城山羊の会の山内ケンジが青年団の山内健司に書くというWけんじ企画の舞台。
山内健司はEDの悩みを持つ中年の部長。妻との間でも、浮気相手の会社の女子社員との間でも役に立たなくなっています。健康診断の精密検査で訪れた病院で同僚がED治療を受けていることを知るのですが…
ベッドと机のある舞台が自宅になったりホテルになったり会社になったり病院になったり。芝居の面白さが詰まっている舞台でした。
チラシを公演始まってから見て、慌てて当日券に並んで正解でした。
自由席中央通路2列目にて。

5月7日シアターコクーン「8月の家族たち」

映画化もされているアメリカの芝居をナイロン100℃のケラリーノ・サンドロヴィーチの上演台本、演出で作った舞台です。
ホンはブラックコメディというか、毒のある話ですが笑わせるというもの。かなり笑いましたが、これがオリジナルのホンとどこか変えているのか、また演出がどう効いているか知りたくなります。映画版を見てみようかと思わせます。
役者も粒ぞろいで、麻美れいさんを筆頭に初日から素晴らしい出来でした。
2階B列25番(上手)にて。

5月6日シアタートラム「太陽」

主宰の前川知大が作、演出の劇団イキウメの本公演。2011年の再演です。わたしは初演は見ていないのですが、蜷川幸雄演出でコクーンで上演された「太陽2068」を見ています。また。このホンはいま映画化されて上映されています。
ミュータント的な、太陽のもとでは生きられない代わりに長寿と高い生命力を手に入れたノクスと従来の人間の葛藤。人種差別や、その他のもろもろの差別問題を凝縮しているような気がします。
蜷川演出も悪くなかったのですが、蜷川に比べると今回はシンプルな演出で、役者も前川の手の内なので、よりストレートに話が伝わってきた感じがしました。蜷川版とはエンディングが少し違っていますが。
C列21番(前方上手端)にて。

2016年5月13日 (金)

5月4日ソワレ劇場MOMO「家がわらってる」

作・演出のふじきみつ彦と役者の夙川アトムのユニットTaro the Darkの第1回長編の舞台。
微妙なセリフの間で笑いを取りながら、やがて奇想天外な設定がわかってきます。コント的なのですがぐいぐい引っ張られて面白かったです。手に汗握る笑い。役者さんもみな良かった。
自由席最前列やや下手にて。

5月3日シアターサンモール「詭弁走れメロス」

走れメロスを換骨奪胎して京都を走る学生の話。歌入りのコメディです。再演ですが、わたしは初見。初演とは一部だけキャストが変わっていますがメインキャストはだいたい同じ。
肉体表現によるギャグのオンパレードですが、ちょっとハジけ方がいまいちだったかも。
ベテラン市川しんぺー(猫のホテル)が最後にハジけると、さすがに盛り上がります。
この日はアフタートークも出る予定でなかった市川まで呼び出して芝居以上に盛り上がってました。
P列11番(やや後方中央)にて。

4月28日東京芸術劇場シアターイースト「嗚呼いま、だから愛」

モダンスイマーズの本公演。座付作者の蓬莱竜太が作、演出する舞台。
東京芸術劇場を使って入場料3000円というのには驚きます。
今回ははえぎわの川上友里を客演に迎えてセックスレスの夫婦の物語です。
おそらく彼女にあてがきしたとおもわれるホンですが、それを超える演技。伸びやかな肢体がのたうちまわります。
怪物です。
時間を行きつ戻りつして人物の内面の背景を徐々に描き出していくホンも演出も面白くて大満足。
LC列3番(舞台左三列目奥側端)にて。

2016年5月 8日 (日)

4月22日紀伊國屋サザンシアター「雲ヲ掴ム」

TRASHMASTERSの中津留章仁が作、演出した青年劇場の舞台。
パンフに中津留は「新劇の劇団に演じてもらうため敢えて革新を避け、凡庸な芝居を書いた」と述べています。
テーマは武器輸出。手仕事の技能を持つ町工場が舞台でその家族と従業員が主人公です。バリバリの教条的なサヨク芝居かと思っていたのですが、そう単純ではなくほっとしました。ただ、展開は面白いけれど、まとまり切れていない感ややあり。後半でもたつき、ちょっと長いと思いました。ただ、先日のTRASHMASTERSの公演もそういう感じを持ったので最後に身悶えするのが中津留の作風なのかも。
1列10番(最前列やや下手)にて。

4月20日ソワレ本多劇場「あぶない刑事にヨロシク」

大人計画のメンバーによる、大人計画の運営会社モチロンの企画製作公演。劇団の本公演とは銘打っておらず、番外的な公演でしょうか。人気テレビドラマのパロディらしいのですが、わたしは元ネタを見たことがありません。
想定外に混んでいましたが、なんとか立ち見で入れました。
歌と踊りを入れたコント的な構成でなかなか面白かったです。TUCKERのテルミンも良かった。
最後方上手立ち見にて。

4月18日紀伊國屋ホール「フォーカード」

青年座本公演。戯曲はラッパ屋の鈴木聡の書下ろし。演出は宮田慶子です。
20数年前に劇団の養成所を優秀な成績で出ながら劇団に入れなかった4人。その芝居心を活かして騙しを仕掛けるのだが…
鈴木聡らしい、いい人たちの出てくるお芝居。騙そうと仕掛けている主人公たちもそれぞれ事情はあるし、悪者ではない精一杯生きている者たちで、それがおかしみを醸し出します。
そして、登場人物が演技する姿が舞台で描かれるという意味ではこの舞台はバックステージ物の変形でもあります。芝居に対する愛情があふれだしております。
鈴木聡らしい芝居でした。宮田演出なんだけど、ラッパ屋の舞台を見ているような気がしました。
O列9番(後方中央)にて。

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