香港の現状

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2016年4月

2016年4月28日 (木)

4月17日シアターコクーン「アルカディア」

「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」の鬼才トム・ストッパードの最新作をシス・カンパニーがプロデュース。
19世紀のイギリス貴族の天才少女と家庭教師の物語と現代の同じ場所で繰り広げられる二人のバイロン研究家の物語が交互に進んでいきます。天才少女が考える科学的な事実はその後理論化されたことがよく知られていますし、現代の研究家たちが議論を交わすバイロンと19世紀のこの家の人物にまつわる謎については19世紀の物語を見ている観客は答を知っています。いかにして登場人物たちが真実にたどりつくのか、あるいはつかないのかというところが観客の知的好奇心を刺激するのです。
天才少女を演じた趣里が素晴しい出来。そして寺島しのぶ、神野三鈴も良かったです。
1階J列12番(中段中央)にて。

4月16日ソワレPARCO劇場「猟銃」

中谷美紀の初舞台だった2011年の舞台の再演。演出はカナダの演出家で映画監督のフランソワ・ジラール。中谷が一人三役で順番に演じる三人の書簡によるモノローグでほとんど一人芝居に近い舞台ですが、書簡を受け取る男が相手役として舞台上方に登場します。ロドリーグ・プロトーが肉体表現のみで演じます。
中谷の三役演じ分けの面白さに加え、水を使った演出も面白かったです。
G列14番(中段中央)にて。

4月16日マチネ神奈川芸術劇場大ホール「夢の劇|ドリーム・プレイ」

童話でも有名なストリンドベリの戯曲を神奈川芸術劇場が上演。大ホールの床を調整して客席最前列とほぼ同じ高さの上演スペースとし、左右に階段客席を作って三面から見る形になっていました。舞台装置は簡単なものが多く役者が中央へ出したり脇へよけたり、あと天井から釣っているもの、そしてポール。
役者に加えてプロのポールダンサー含むダンスチームも加わってのお芝居でした。
お話は神様の娘が地上におりて人間世界と交流するファンタジー。ちょっと社会主義的な味もあって暗めですが、演出を面白く楽しみました。本格的な舞台は初めての早見あかりがなかなかの好演。ごひいきの那須佐代子さんが締めてましたし、ダンスもみごとでした。
R1列17番(舞台右側ブロック最前列奥側)にて。

2016年4月21日 (木)

4月14日新国立劇場小劇場「たとえば野に咲く花のように」

鄭義信 三部作連続上演の第2弾。2007年にギリシャ悲劇のアンドロマケを在日に置き換えて同じ新国立劇場に書き下ろしたものの再演です。演出は初演と同じ鈴木裕美ですが、キャストは一人大石継太を除いてすべて変わっており、またハコも中劇場から小劇場に変わっています。わたしは初演は見ていません。またこのような書き下ろし時の背景も知らずに見ました。
プロットはヒロインである港町のダンスホールの女、安満喜とライバル店を経営する安部康雄の恋愛を軸にしながらそれを取り巻く人たちのどろどろした恋愛模様を描いていきます。これが面白い。わたしは焼肉ドラゴンよりこちらが好きでした。やっぱり男女関係の中に人間の生々しさが浮きでてくるからでしょうか。
役者では池谷のぶえと村川絵梨が良かった。

1階C5列17番(中段上手)にて。

4月14日東京芸術劇場シアターウエスト「二人だけの芝居―クレアとフェリース―」

劇団民藝の公演。奈良岡朋子と男闘呼組の岡本の組み合わせの二人芝居で、テネシー・ウィリアムズの晩年の戯曲です。
人間の心の病、狂気を取り上げて暗いのはいつものテネシー・ウィリアムズらしいのですが、この作品は劇中劇を使っていて、ときおりセリフが劇中劇の話なのかどうかわからなくなるように作ることで観客に挑戦し不安感を植え付けます。
少し難解で眠くなる瞬間もありましたが、面白かったです。奈良岡さんお元気。
補助席8番(後方下手)にて。

4月8日シアタートラム「海の風景」

地人会新社の舞台。エドワード・オルビーの作品を串田和美が演出です。
チラシから老夫婦と若い夫婦の交流を想像していました。期待通り老夫婦の会話で話が進んでいきます。妻役の草笛光子さん健在。そして若い夫婦が遠くに見えているような伏線があるのですが、なんと登場したもう一組の夫婦は人間ではなく、トカゲに似た爬虫類の夫婦です。奇妙奇天烈な展開。
老夫婦とトカゲ夫婦の会話を通じて夫婦の愛の問題や自然保護の問題が語られます。かなり変な芝居。なかなか観られない芝居を見られて良かったです。
H列17番(中段上手)にて。

2016年4月15日 (金)

4月8日マチネ東京芸術劇場シアターイースト「おとこたち」

岩井秀人が主宰するハイバイの本公演。2年前に上演したばかりの舞台の再演です。初演の詳細は記憶していないのですが、初演同様面白かったです。大きな演出はさほど変わっていないと思いますが、設定は微妙に変わっていたりします。初演で岡部たかしが演じた役をサンプルの松井周が演じています。初演で役者にクレジットされていた岩井自身は今回クレジットされていませんが、岩井が演じた二つの役がどう処理されていたかは、ほんのわずかの出番の役だったと思うので確認できませんでした。少なくともTVディレクターの役は残っていましたが、他の役者が演じたのでしょうか。
今回新たに加わった松井、うまいし、よく役に合っていました。
男のデスティニーを描いたプロットはかなり暗いと思いますが笑って見られました。
M列11番(後方中央)にて。

3月29日世田谷パブリックシアター「イニシュマン島のビリー」

アイルランドの島を舞台にしたマーティン・マクドナーのダークな芝居。開幕前に主演のアイドル古川雄輝ファンの皆さんが賑やかに嬌声を上げててちょっといつもの芝居の雰囲気とは違ってましたが、芝居が始まってからは皆さんお行儀よく、特に変わったことはありませんでした。
古川始め、役者がとても良く、森新太郎の演出も役者の個性をよく活かしていました。
暗いプロットだけど、面白かった。
1階H列31番(前方上手)にて。

3月28日本多劇場「魔術」

南河内万歳一座の内藤裕敬書下ろし・演出の関西テレビ製作の舞台。中山美穂が目玉。
面白い趣向のモチーフを使った芝居ですが、似たようなものは世の中でいろんな芝居に使われているため、趣向だけでは引っ張り切れず残念。贅沢に揃えた役者はみな上出来なのに使いきれていない印象がありました。舞台に立つ役者さん同士の会話が少なく、モノローグ的なセリフが多いのも解せません。
みな良かった役者でも特に勝村さんは上々の出来でした。
補助席6番(前方下手)にて。

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