香港の現状

  • Click for 香港, Hong Kong Forecast
2017年6月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ

« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »

2016年2月

2016年2月29日 (月)

2月13日マチネ シアタートラム「同じ夢」

世田谷パブリックシアターの企画公演の舞台。作・演出は劇団THE SHAMPOO HATの岸田賞作家赤堀雅秋です。
これまで見た赤堀の舞台は劇団の公演もプロデュース公演も含めて救いようのない話で血なまぐさかったり閉塞感を感じさせるものが多かったような記憶があります。今回の物語も救いようがない話ではあるのですが、血なまぐささや閉塞感が薄く、ちょっと緩い感じがしました。その緩さの分だけ、逆に観客は不安感をおぼえます。ちょっと岩松了の芝居を見ているような気がしました。
舞台に登場しない寝たきりの父親と登場人物との関係が描かれるのが面白いです。
役者がみなそれぞれ主役を張れるクラスの人ばかりなので面白くないはずがない舞台でした。
L列5番(後方下手)にて。

2月12日新宿FACE「ファンファーレ サーカス」

ENBUゼミナール演劇コース出身で昨年は岸田賞の最終候補まで残った若手劇作家・演出家・女優の根本宗子が他のアーティストとコラボしてプロデュースするねもしゅー企画の舞台。
今回は「ねもしゅーのおとぎ話」と銘打ってバンド「おとぎ話」をフィーチャーしてファンタスティックなお芝居を作ってました。そして主演に迎えた趣里のバレエ経験を活かして踊りと音楽を交えた舞台に仕立てられています。
ファンとしては楽しい舞台でしたが、芝居一本という意味ではちょっとプロットにひねりが足りなかったかもしれません。
8列8番(中段やや下手)にて。

2月11日横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール「ガール」「オーガナイズド・カオス」

横浜ダンスコレクションでの中屋敷南の新作ダンスとシンガポールのユニットのダンスの二本立てのステージ。
中屋敷南の「ガール」は神楽坂セッションハウスで2015年9月に上演した「欲望と女の子」のリメイクという感じ。複数の女の子による群舞から何やら嫉妬めいたストーリーを暗示させるテーマ展開と個々のモチーフとなる踊りの振付は共通していますが、照明と小道具をがらっと変えた演出でまったく違う印象の作品に仕上がっていました。
シンガポールからのオーガナイズド・カオスは、セリフや小道具、カメラによるリアルタイムの映像をダンスと組み合わせた表現でしたが、何を伝えたいのかよく分からずじまい。具体的な何かを伝えるのでなく表現の面白さをそのまま見せたいのであれば道具立てがうるさすぎると感じました。
自由席3列目中央にて。

2016年2月26日 (金)

2016年2月の香港(第3日~第5日)

<第320162月7日>

朝はお粥が食べたいなと思って近所の彌敦粥麵家を覗きましたが、旧暦の大晦日ということもあってか開いていません。近所のお店適香園茶餐廳でチャーシュー入りインスタント麵と目玉焼きトーストの朝食を済ませます。朝風呂に浸かったあとで電車でダイヤモンドヒル鑽石山へ移動し映画です。

7本目の映画は《葉問3。 家族を守るパパ葉問の物語。良い映画です。もちろんドニー・イェン甄子丹のアクションは素晴しい。相手役の张晋かっこよかったです

鑽石山の駅ナカには一時閉まっていた持帰り壽司のお店が完全復活。時間のないときには重宝しますが、この日はスルーして電車でさむそいぽ深水埗へ。久しぶりの周記油渣麵で看板メニューの油渣麵と茹でたカイランでお昼ご飯。油渣麵は豚の脂身からラードをとった油かすを具にした麺です。お昼のあとはスマートフォン用の予備バッテリーを買っていったんホテルに戻りました。

買物を置いてトイレを済ませて電車で香港島へ。香港でしか乗れない2階建て路面電車を使った観光ツアーです。実は香港で路面電車の本を出しているfacebookの友だちのJoseph Tseさんに「ぜひ乗って感想をネットに上げてくれ」と連絡を貰っていたのです。Josephさんは出発の場所までわざわざ会いに来てくれました。ツアーは2階がオープントップになっている観光車両を使い、香港島の北側と競馬場を回る支線を通って一時間ほど走ります。この日は天気も良く爽快な気分で、見慣れた景色もオープントップからみるとまた格別でした。P2070030

路面電車ツアーのあとは映画。終点のとんろわん銅鑼灣の映画館でちょうどいい時間の上映があったのですが、香港全土で最大の花市の会場がすぐ近くのため、歩道がごった返しており、遅刻してしまいました。

8本目の映画は《西遊記之孫悟空三打白骨精かたき役の化け物を大女優コン・リーが演じていてちょっと驚きました。

映画のあとはちょうど香港に来られていた日本のフォトジャーナリストのご夫婦と四川料理の晩ごはん。ミシュランに載っている店で美味しかったです。

お二人と別れたあと、ビクトリア・パーク維園の花市を覗いてみました。公園の外の行列はなくなっているので少しは人が減ったかと思いましたが、中は大混雑。ブースをゆっくり見るのも無理そうなので退散しました。新しいテレビ局や政治団体のブースが賑わってました。Img_20160207_222447

帰りはトンネルバスに乗りましたが、間違えてホテル近くを通らない106番に乗ってしまいました。幸いすぐに気がついたので、トンネルを出たバス停で112に乗り換え。ぶじホテルに戻って休みました。

 

<第420162月8日>

この日は旧正月の元日。朝ごはんを食べられる店を探しましたがみな閉まっていたので、素直にマクドナルドで朝食を持帰り。

朝風呂のあと電車で觀塘に映画を見に行きます。

9本目の映画は《美人魚2D》。ぎりぎり満席の直前で入れました。チャウ・シンチー監督のお正月映画。本人は出ていないが、ドタバタコメディでありつつもラブロマンスとしてのプロットがしっかりしているので見応えがある。主演の鄧超もこの役にぴったり。ヒロインの林允も可愛い。とても良く出来た映画。

映画のあとは、facebookのお友だちのケニーさんが主催する日本人と香港人で交流して香港の正月行事を味わうパーティ。でも食事時間が遅いというので、パンを買って食べてから会場に向かいました。ところが、入り口がわかりません。迎えにきてもらいました。正月休みなので、ビルの入り口が一箇所しか開いていなかったのでした。古い工場ビルの一室を改装したパーティルームで書き初め、正月料理、マージャン、ダイスゲームなどで楽しい時間を過ごしました。Dsc_0051 お正月料理のお餅を炒めて卵を絡めるのは初めて知りました。遊んでいると、別のお友だちから夕食のお誘いが。電車で尖沙咀へ移動し、ショッピングモール ハーバーシティ海港城の上海料理屋さん翡翠拉麵小籠包で早めの夕食。海港城は元日恒例の花車巡遊というパレードを待つ人が増えてきています。このお店は名前のとおり麺と小籠包を中心にした小奇麗な軽い上海料理のお店。もともとシンガポール資本で香港に進出しいまではかなりの数の支店を持っていますが、いまはフランス資本になっているそうです。

ケニーさんも片づけを終えて合流すると言っていたのですが、人ごみに揉まれてかなり終わり間際にようやく到着。ケニーさんにも少し食べてもらって、早めの夕食のあとは、海港城の前でケニーさんとパレード見物。生で見るのは初めて。人ごみで大変でしたが、ライブ感覚でみられて楽しかったです。P2080170

パレードのあと、ケニーさんと一緒に近くのチェーンのスイーツショップ ほいらうさん許留山に入って甘いものを食べました。正月価格でかなり高くなっていました。電車でホテルに戻って休みました。

 

<第520162月9日>

香港最終日ですが、起きたら大変なことに。香港でも有数の繁華街で一昨年の雨傘運動の道路占拠箇所の一つでもあったモンコック旺角で事件が起きていました。旧正月三ヶ日は警察も手薄で、香港のあちこちから無許可屋台が旺角あたりに集まってくるのをかつては警察側が黙認していたのが、雨傘運動後の昨年から取り締まる動きがあり、本土派と呼ばれる大陸中国に反発する民主派の中でも香港の独自性を主張するグループの一部武闘派が取り締まりがあったら抵抗しようと準備していたようです。それに対し警察は手薄なので危険を感じて火器を使って威嚇するものがあった(香港では違法で他の警官には止められてた)ため火に油を注ぎ、火をつけるなどの暴動まがいの騒ぎに発展していました。朝方は電車も旺角を通過するほど。

悲しくて、こんな日に香港で遊ぶなんて不謹慎かと思いましたが、twitterで香港在住のかたから旺角だけ避ければいいよとお話頂き、予定通り活動することに。パスタ入りボルシチが美味しい金發餐廳で朝食のあと、お風呂に入ってホテルをチェックアウト。荷物はホテルに預かってもらって74番の緑ミニバスで九龍駅にあるショッピングモールエレメンツ圓方の映画館へ。香港では映画館によってシニアの年齢が違い、この映画館では61歳のわたしはまだシニアでないはずなのですが、年齢を聞かずにシニアのチケット売ってくれました。

10本目の、今回の香港で最後の映画は《臥虎藏龍:青冥寶劍》。《臥虎藏龍》、日本の題名「グリーン・デスティニー」の後日談になります。前作にも出てきた宝剣「グリーン・デスティニー」を巡る戦いを描きます。刀の名前が副題になってますが、前作では日本独自に題名を「グリーン・デスティニー」にしちゃったんで、日本で上映するとしたら「グリーン・デスティニー2」で副題なしになるんでしょうね。監督は前作のアン・リー李安に代わってアクションが得意なユエン・ウーピン袁和平なのでアクション映画色が濃く、プロットはいまひとつ深みがありません。アクション映画としてみればそう悪くもないのですが、前作のような凄い映画という感じではありません。まあミシェル・ヨー楊紫瓊とドニー・イエン甄子丹が見られれば満足です。

映画のあとは初詣。逆方向の74番の緑ミニバスでやうまてい油麻地へ。電車に乗り換えようとしたら爆竹の音。香港の町中は爆竹禁止のはずですが、獅子舞の景気づけに鳴らしてました。P2090173 電車で道教のお寺うぉんたいしん黃大仙へ。何回か来たことはあるのですが、初めてきちんとお線香上げてお参りし、縁起物の風車も買いました。お参りのあとは向かいのショッピングモール黃大仙中心にあるイタリアンレストラン イタモモカフェ意八へ。ドリアとブラックコーヒーのお昼ご飯を食べました。評判のいいお店なんですが、ドリアはちょっとご飯とソースのからみがいまひとつでした。コーヒーは美味しかったです。

お昼のあとは電車でたいわい大圍の駅から車公廟へ。ここも道教のお寺ですが、香港ローカルの神様車公を祭っており、しかも一月二日は車公の誕生日のお祝いの日になっています。ここでは境内で風車をまわし、太鼓を叩いて幸運を祈ります。また風車を買って、次のお参りスポットへ。

たいうぉー太和の駅から63Rのダブルデッカーに乗り、林村許願樹へ。今年もネットでのフォロワーさんの幸せを祈願し、みかんを木に掛けました。

香港の旧正月の一月二日は年中行事として花火がありますが、ちょっと早い。一箇所映画のロケ地に寄ることにします。かおるんとん九龍塘駅で降り、近くの、初日に見た映画《紀念日》のロケ地で写真を撮りました。駅からけっこう歩いたので、帰りは41Mの緑ミニバスを使って九龍塘まで。花火までに軽くなにか食べようかと、九龍塘駅のショッピングモール フェスティバル・ウォーク又一城を物色しましたが、そこそこ混んでます。弁当でも買おうかと思いましたが、食べる場所があるかどうかわからないのでドリンクだけ。マンゴードリンクの楊枝甘露を飲んで小腹の足しにします。

花火は海港城で見るつもりだったのですが、昨日の様子では尖沙咀は人が多そうだったので電車を乗り継いで柯士甸の駅から海港城まで歩きました。花火はもう始まってましたが、さほど大きく遅れずに海港城屋上駐車場に到着しました。ここはあるブログで穴場として紹介されていたのですが、今年は見やすい場所は有料の囲われたエリアになっていました。ただ、かなり広い駐車場の半分くらいは無料開放で、大勢の人で賑わっていました。会場のビクトリア港両岸の海岸沿いのごった返しに比べればそれでもゆったりと無料で見られます。一部ビルの陰になって見切れてしまうのですが、大半の花火はきれいに見えます。香港の旧正月花火大会はこれでもかこれでもかと連続して打ち上げるのが特徴。そして短時間でおわります。P2090181

花火のあと、尖沙咀から電車で油麻地へ移動し、低価格の食べ放題を最近始めてニュースになっていたお店を見てみましたが、正月で早仕舞いしていました。近くでチェーンのお粥屋さん海皇粥店が開いていたのですが、混んでいました。でも開いている店は少ないので待って入ることにしました。最後の晩ごはんはピータンと細切り肉のお粥。ホテルで荷物と貴重品をピックアップし、パッキングを整理。時間たっぷりあるので来たときと同じく遅いけれど安いE23のバスに乗りました。ラウンジで夜食を食べながら時間を潰したあと、夜行のCX524で成田に帰国しました。ちょっと失敗だったのは、風車を持ち歩いていてちょっと折れてしまったのと、素焼きの手鍋ぼうちゃい煲仔を預ける手荷物から出して機内に持ち込むときのパッキングが悪くて割っちゃったこと。次への課題が残りました。

2016年2月の香港(第1日、第2日)

旧正月の年末年始の香港で映画三昧。そして年中行事も楽しんできました。2つに分けます。

例によってスナップ集はFlickrです。http://www.flickr.com/photos/47382424@N08/sets/72157664705490135/に吊るしてあります。

 

<第1日2016年2月5日>

今回フライトは香港ドラゴン航空の羽田発夜行便KA397。4日の深夜に蒲田駅経由でバスで空港へ。機内食はチキンカレー。ハーゲンダッツのアイスも付いて、レベルダウンの激しい親会社のキャセイの機内食よりいい感じです。すいていたので横三列の座席を独占して横になれたのですが、興奮してあまり寝られず。香港には5時15分ごろ到着。

前回はバスだったのですが、今回は比較的イミグレに近い26番ゲートでした。イミグレを抜け、バゲジクレームのトイレで身づくろい。香港も寒かったので服は日本と同じで良く、顔を洗って髭だけそりました。

ロビーは正月支度で、さる年なので金のおさるが出迎え。時間に余裕があるので、空港内施設を回って遅いけどそのかわり運賃の安いE23のバスにって市内に向かいます。

定宿のエバーグリーンホテル萬年青酒店荷物と貴重品を預け、ちゅんわん荃灣に映画を見に行きます。

オースチン柯士甸の駅からウエストレイル西鐡線にのって荃灣西の駅へ。この駅で下車するのは久しぶりです前回来た時は新しいモールの空き店舗が目立ったのですが、全部埋まってます。時間が早いのでまず朝食。ここには老舗の特徴あるお店が二軒並んでいますが、一軒は閉まっています。もう正月休みかなと残念に思いながらもう一軒の蘭香茶餐廳へ。ここはランチョンミートに特色があるらしいのでランチョンミート入りの麺を含んだセットを注文。確かに他の店より大きいランチョンミートを少し焼いて入れてあるようで、美味しかったです。

朝食のあと映画の切符を買いましたが上映までには時間があったので、近くの花市へ。香港の年末は年越し用の飾りの植物を売る花市が10か所ほどの公園や運動場で開かれ、そこには政治団体やクッションなどの小物、特に時事を風刺したような小物を売るブースも出店します。ただ、荃灣の花市は規模が小さく、ガチ花市のようでした。金柑や桃の花、フォックスフェイスなどが並んでいます。P2050008_2

そして映画「ザ・ミッション非常の掟」で有名なショッピングモール荃灣廣場を見たり、いくつかのモールの正月飾りの写真を撮ったりしたあと、いよいよ一本目の映画へ。

映画1本目は《紀念日(感動加長版)》。結婚間近と噂の方力申と鄧麗欣が演じる倦怠期の夫婦が主人公ですが、サイドストーリーの張繼聰と唐寧の話のほうが泣けました。脇をスーザン音音姐が締めてます。最後のひねりはちょっと悪趣味にも思えますがどうでしょうか。

映画が終わってお昼ごはんの時間。朝閉まっていたお店が開店してました。嘉樂冰廳でビーフたまごサンドとミルクティー。ここはたまご系のサンドイッチのボリュームが有名です。Dsc_0015

電車でホテルに戻りチェックインを済ませ、近所で買い物。そのあと、219Xのバスに乗って映画へ。

2本目の映画は《十年》。大阪アジアン映画祭でも上演されます。雨傘運動からの十年を想定した短編5編のオムニバスです。エンタテインメント、アート、政治的メッセージの強い映画が混じっていて、映画としてはまとまっていませんが香港への想いで結びついています。よくこの作品が賞にノミネートされたなぁと思います中堅スターのリウ・カイチー廖啟智が出演していますが、勇気ある出演だと思います上演後客席から拍手が起こりました。映画館での一般上映で拍手が起こるのは「あの頃、君を追いかけた」を封切り日に台北西門町の映画館で見て以来だと思います。

215Xのバスで觀塘に出て、3本目の映画の切符を買ったあと香港吉野家で一人鍋の夕食。Dsc_0020 日本の吉野家にはないメニューです。そしてスポーツショップでウォーキングシューズを新調。前回も買ったのですが、今回は早歩きに向いたエアクッションのを買いました。

3本目の映画は《剩者為王》台湾の大スターエディ・ポンとスー・チーを使って中国の女性作家の落落が自作を脚色・初監督で作ったラブロマンスです。すんなり楽しめるけど、ひねりがほとんどないのでいまひとつ。役者のファンでなければちょっとがっかりかもしれません

映画のあと電車でホテルに戻って休みました。

 

<第220162月6日>

朝食はトーストが美味しく、雰囲気もレトロだという近所の華康茶餐廳P2060012 で二種類のトッピングのトーストにミルクティーの朝食。朝風呂にゆっくり浸かったあとで171A番のバスにひと停留所だけ乗って映画へ。

4本目の映画は《惡人谷》お正月にふさわしいコメディ映画です香港人に受けるように香港でお正月に賑わう林村の願掛けの木なんかが出てきます。フランシス呉鎮宇がスラップスティックの主役というのもいいですメイン女優の江疏影だけ大陸の人なんで広東語しゃべれず普通話で通してます。大陸から最近来た設定なのでしょうが、不自然でいまいち。プロットはしっちゃかめっちゃかですがお正月映画なのでどうでもいいでしょう。

続いて5本目の映画は《家有囍事加長版》。1992年の名作お正月コメディを当時カットされた場面を再編集して加えた新編集バージョンでの上映です。予習してなかったのでどこが違うかわかりませんでしたが、ネットで教えて頂いたところによると、終わり近くにある銃撃戦の場面は韓国バージョンにのみ入っていて香港では上映されなかった場面なのだそうです。故レスリー・チャンがかつての恋人テレサ・モウと共演した思い出の映画。黄百鳴も星仔もレスリーも君如もマギーもテレサもみんな若いです。コメディだけどレスリーの想い出があるだけにしんみりします

映画のあとはちむさーちょい尖沙咀へ電車で移動しチョンキンマンションの両替店へ。2階のPACIFICがレートがいいとよく言われていますが、最近は1階の店のほうがいいレートを出していることが多いです。この日は1階のREALが1番いいレート1万円=666香港ドルでした。両替のあと尖沙咀にある聯威茶餐廳に来てみました。P2060014 ここは古いアパートビルの小さな吹き抜けの中に面して店がある独特の造りとレトロな雰囲気で有名なレストランですが、旧正月の年末なのでふだんは取らない昼休み取って掃除してるようでしした。晩飯の看板は出ていましたが、翌日の旧の大晦日からお休み。本当はここでお昼を食べたかったのですが、食べられそうにありません。やむなく近くの北京水餃店という水餃子の店に入ります。羊肉とネギの餃子を注文。香港で水餃子は茹であげで出てくるのが普通ですが、この店は珍しくスープ餃子で出てきます。スープはまずまず美味しかったですが、ちょっと化学調味料の味が残る感じ。餃子は羊肉の風味がいまひとつ。豚肉のと2HKDしか値段が違わないので、羊肉たくさん使ってはいないのかもしれません。

お昼のあとは、78の緑色ミニバス次の映画へ。この路線、区間運賃があって早く降りると安くなるのに気がつきませんでした。香港のバスや赤ミニバスは途中から乗るときは区間運賃が適用されるけれど早く降りる場合区間運賃は適用されないのですが、緑ミニバスは早く降りる旨乗るときに申告すると区間運賃になる路線がいくつかあります。これは毎日乗っている人か、バス停の運賃表をよく読んでいる人でないとなかなかわかりません。

6本目の映画は《賭城風雲Ⅲ(ドルビーアトモス)》日本でも公開された「ゴッド・ギャンブラー レジェンド」がシリーズ化された三作目。前作で死んだ莫愁(カリーナ劉嘉玲)を崇拝する易天行(張學友)との戦いです。クリス李宇春が助太刀役のひとりでアクション担当。かっこいい。でも芝居ではいじられ担当でもあります。今回は敵も味方もロボットが活躍でCG多めです。

映画のあとは電車で昨日の荃灣のちょっとだけ手前の葵芳運動場の年末の花市へ。わざわざここに来たのは、最近ネットで有名になって、facebookでもお友だちになっている香港でただ一人、ミニバスの行き先や料金を表示するプレートを手書きする麥さんの店、巧佳小巴用品がブースを出していると聞いていたからです。

会場に行くのにちょっと遠回りしてしまいましたが、ブースはすぐ見つかりました。学生たちが小物を売っていて、上に麥さんの書いたプレートが掛かっています。プレートも売り物かと聞いたら売ってるというので、「香港加油」と書いたプレートを買いました。同じデザインでは最後の一枚でした。P2060018

花市のあと近くで食事しようとネットで人気の店を探しましたが、年末で早仕舞いの店もあり、時刻も遅くなってきたのでそこそこ人の入っている店に入ることにしました。浩榮茶餐廳という店で中華ソーセージと雞の日替わり定食を食べて、電車でホテル近くに戻りました。

ホテル近くのミシュランの店十八座狗仔粉大根と大腸の煮物を食べて、ちょっとだけ買い物して、スイーツショップ佳佳甜品でくるみのお汁粉を食べてからホテルに戻って寝ました。

2016年2月15日 (月)

2月4日駅前劇場「あぶくしゃくりのブリガンテ」

東京ヴォードヴィルショーの佐藤B作と息子の佐藤銀平で作ったユニット東京№1親子の公演。もともと作・演出の福原雅則の仕掛けがあったらしい。女優の安藤聖を迎えての三人芝居。タイトルのあぶくしゃくりは泡をすくうことで、役者親子が何も残らない舞台の演技を追求するさまをあらわしている。ブリガンテはイタリア語で山賊のことで善悪、正邪の判然としないプロットを言っているらしい。ただ、パンフに書いてあるこの説明は怪しいこじつけのような気もします。
お話は廃品処理で財をなした地域の有力者とその息子と妻の家族の軋轢の物語。ちょっとベタな感じではちゃめちゃに展開していくところは福原らしい。
まあ、結局は息子はまだまだでしたね。
B列14番(前方中央)にて。

2016年2月 4日 (木)

2月2日東京芸術劇場プレイハウス「逆鱗」

ご存じ野田地図の新作本公演。
野田芝居はちょっと痛いのでやや敬遠気味でしたが、評判いいので見に行きました。
あまり痛くなかったのでやや肩透かし。いい舞台ですが、昔の鋭さは無くなったような気がします。
フレネルレンズ?やモブをうまく使った場面転換など、演出が楽しい。
役者も、特に松たか子、井上真央、銀粉蝶の三人の女優さんが素晴らしかったです。
1階P列29番(やや後方上手)にて。

1月29日マチネ ザ・スズナリ「ペルセポリス」

ダンスと芝居をミックスしてファンタスティックな世界に漂う舞台が楽しい、高見亮子主宰の劇団かもねぎショットの公演。今回多数の客演を迎えてにぎやかな舞台です。いつも通りのダンスと芝居に加えて、今回は歌も入ってミュージカル風のシーンもあり自由自在。役者もノッてます。
副題が「私の知らない国のこと」とあります。ペルシア、いまのイランを知ることがテーマです。イラン出身の一人と、別の近隣国から来たもう一人の二人旅の女性がイランにやってきて、イランの歴史や政治や現実が、深刻ぶらず軽やかかつファンタスティックに描かれます。
楽しい舞台でした。
B列7番(前方中央)にて。

1月28日ソワレ シアタートラム「そして母はキレイになった」

田村孝裕が主宰する劇団ONE OR8の公演。初演に続き高橋恵子を客演に迎えての再演ですが、初演は見ていません。
夫と娘を捨てて去った妻が、夫の亡くなったあとの喫茶店に戻ってきます。
妻の事情、夫の事情は詳しく描かれません。人を好きになるということのどうしようもなさと、親子の絆の強さが、ちょっとベタなホームドラマ風に綴られていきますが、そこに舞台の芝居独特の演出が絡んで引き込まれます。
そして最後の幕切れが印象的。人間の業を感じさせます。
高橋恵子の存在感は圧倒的ですが、ほかの役者さんも負けていない。
ちなみに劇団名は一か八かです。
I列5番(中段下手)にて。

« 2016年1月 | トップページ | 2016年3月 »

フォト

ツイッター

リンク集