香港の現状

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2015年12月

2015年12月28日 (月)

12月24日ソワレ PARCO劇場「ツインズ」

長塚圭史の作・演出のパルコプロデュース公演。
死にかけていると思われる寝たきり老人のもとに集まる親族。老人と会話できるのは付き添っている看護師のみ。登場するのは看護師とその相方で料理をしている男、初老の長男、中年の次男、次男の娘、長女の息子とその相方、そして二人の間の男女の赤子の双子。
家族の間にある謎の憎しみと、何やら原発事故後を連想させるセリフが緊張感を盛り上げます。そして老人が息を引き取ったとき、破たんが訪れます。
展開は面白かったのですが、終わりはちょっとあっけない感じ。
K列6番(やや後方下手)にて。

12月23日ソワレ シアターコクーン「漂流劇 ひょっこりひょうたん島」

シアターコクーンとこまつ座が提携して作ったひょっこりひょうたん島。もちろん井上ひさしと山元護久のテレビ人形劇を下敷きにしています。設定やエピソードはオリジナルを活かしていますが、歌は主題曲以外は新しいもので、珠玉のような名ナンバーの数々は99%切り捨てられています。ごく一部に歌詞だけ活かされていましたが、これではひょっこりひょうたん島ではありません。
「海賊トラヒゲ」「キッドの謎かけ歌」「僕は地球を愛してる」「ドビンポットとガラクータ」「ドンガバチョ」「コケコッコ」みんな聞きたかったです。
K列13番(中段中央)にて。

12月22日本多劇場「消失」

ケラリーノ・サンドロヴィーチ主宰の劇団ナイロン100℃本公演。10年以上前に上演した作品をオリジナルキャストで再演するというある意味で大胆な試みの舞台です。歌舞伎なら同じキャストで何回も上演ということは可能ですし、中心キャストのみであれば同じ役者で何回も再演されることはありますが小劇場演劇ですべてオリジナルキャストで10年以上たってから同じキャスト再演というのは珍しいように思います。そもそも全員集めるのが難しい。ただし、わたしは初演を見ていないので初演との違いはわかりません。
近未来もしくはパラレルワールドの中で、戦争の終わったあとのとある町での話。月のような宇宙ステーションが見えていますが、それは戦争で打ち捨てられ、そこに暮らす人は見捨てられて死んだ模様です。町はライフラインが混乱しています。そんな中で互いを思いやって暮らす兄弟ですが、弟はときおり記憶が消えてしまう。兄には何やら秘密があるようです。
兄弟の恋と兄弟愛を荒涼とした世界観の中でSFめいたプロットの中で描いていく面白い芝居でした。
左側立ち見2番にて。

2015年12月25日 (金)

12月22日マチネ世田谷パブリックシアター「才原警部の終わらない明日」

シス・カンパニーのプロデュースで放送作家福田雄一の作・演出によるコメディ。コント的ですがプロットはかなり明確です。
ドタバタコメディとして面白いのですが、TVを見ていないとわからないネタがかなりあるのと、落ちの先がみえてしまうところがいまいち。役者は良かった。特にごひいきの池谷のぶえさん初め女優陣が良かったです。
右側立ち見7番にて。

12月20日bar BASE「7 1/2」

劇団3.14chのバー公演。
最初はプロットがよく見えずエチュードかと思いましたが、進むにつれて3.14ch独特のSF的なねじまがったプロットが見えてきます。
ムランティン・タランティーノ油断がなりません。笑いを誘うセリフ、演出も面白かったです。
上手端にて。

12月19日マチネ東京芸術劇場シアターウェスト「ライン(国境)の向こう」

新進気鋭の劇団チョコレートケーキと近藤芳正の一人劇団バンダ・ラ・コンチャンがコラボして、さらに客演キャストを迎えてのお芝居。
朝鮮戦争の分断国境と戦場が日本だったらという趣向で、国境線の通る僻地ののどかな山村を舞台に芝居が展開します。
芝居としてつくりは面白いし、役者もいいのですが、プロットにもっとひねりや意外性があるとさらに良かったのにと思いました。
C列23番(前方上手)にて。

2015年12月21日 (月)

12月18日シアター風姿花伝「悲しみを聴く石」

いまの現代演劇を代表する女優さんの一人である那須佐代子さんが支配人を勤めるシアター風姿花伝が企画したプロデュース公演。
中東と思われる戦時下のイスラム圏を舞台にして、傷ついて目覚めない夫のかたわらでの妻のモノローグを通じて生々しい性と愛と信仰の人生をあぶり出していくドラマです。
夫はエンディング近くまで息づかいだけでほとんど寝ています。何回か若い兵士が家にやってくる短いシーンがありますが、ほとんど妻を演じる那須さんの一人芝居に近い。那須さんのファンにはたまらない舞台です。
夫と妻の性に関する赤裸々な話は面白いのですが、プロットは西欧の価値観に影響されているところも感じられ,ムスリムの人がどう見るのかなとも考えてしまいました。
客席に突き出た舞台が中盤まで紗の幕で囲われている趣向も面白かったです。
アフタートークでは演出の上村聡史さんと那須さん、そしてゲストに演出家の小川絵梨子さんが加わって楽しい話が聞けました。那須さんによれば演出意図をズバリ伝える上村さんに対して小川さんは役者の心理に配慮して手練手管を使って丁寧に役者を動かすのだとか。
那須さんがてあとろ50の出身だということを初めて知りました。そして小川さんが2カ月間デヴィッド・ルヴォーの通訳に付いて演出の仕事をしないことを知ってちょっとショック。
X-4(舞台下手側のサイド席)にて。

12月16日東京芸術劇場シアターイースト「書を捨てよ町へ出よう」

寺山修司の作った映画を原作にしてマームとジプシー主宰の岸田賞劇作家・演出家の藤田貴大が上演台本と演出を担当した舞台。同名の寺山修司の書籍や舞台とは別物です。役者はマームとジプシーの役者が何人も出ていますが、劇団の公演ではありません。

映画はたぶん見ていないのですが、ご一緒したかたによればかなりテキストは原作に忠実なようです。そのためか、前回見たcocoonに比べてセリフが多い印象です。もちろん藤田演出独特のリフレインを伴う肉体表現もありますが、ちょっと物足りないかも。
若い性のテーマはいまも普遍的なところもあり、古くなっているようなところもあり、このあたりは人それぞれ感じ方は異なるでしょうか。
装置を舞台上で組み立てて壊すのは面白かったけれど、ゲストが映像で登場する趣向はいまひとつでした。
B列14番(前方中央やや上手)にて。

12月4日旧豊島第十中学校グラウンド「ブルーシート」

アーティストの飴屋法水が震災後のいわき総合高校の演劇専攻生のアトリエ公演として書き下ろし、岸田國士戯曲賞を取った作品の再演。キャストおよび時代背景と強く結びついた作品ですが、卒業生を集めて再演になりました。

除染の問題、東電問題なども含めながら高校生の感性と個性を活かした芝居。あて書き的なところもあり、再演できたのは奇跡かも。
秋の空が美しく、涙で目が潤みました。
立見席上手側にて。

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