香港の現状

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2015年10月

2015年10月29日 (木)

10月19日恵比寿エコー劇場「諸国を遍歴する二人の騎士の物語 ードン・キホーテよりー」

先日亡くなった熊倉一雄さんが出演されるはずだった、テアトル・エコー本公演の舞台。早い段階で降板は決まっていましたが、亡くなったことは初日が開くまで伏せられていました。そして劇場にも、もちろん舞台にも喪中の雰囲気はありませんでした。ショウ・マスト・ゴー・オンでしょうか。
芝居は別役実のコミカルな不条理劇。まるで熊倉さんが乗り移ったようなテンポのいい愉快な舞台でした。
E列2番(中段下手)にて。

10月12日シアターコクーン「大逆走」

劇団シャンプーハットの岸田賞受賞作家赤堀雅秋がシアターコクーンに書き下ろして作・演出した舞台。
シンプルな直方体に組んだ角材を多用した大道具と歌舞伎の演出の取り入れ方がユニーク。同じく赤堀がコクーンに書いた「殺風景」とはかなり違う芝居です。
土木作業員風の男たちとその妻や恋人、そしてバーに集う人たちがファンタジーのような大逆走を繰り広げるのですが、プロットは怪しく不条理のニオイがします。
女優陣が初舞台の吉高由里子もごひいきの趣里ちゃんも含めとても良かったです。男優は手練れぞろいで期待が大きかったのでまあまあ。
立ち見でしたが疲れず見られる舞台でした。見切れるシーンも少なかったし。
中二階立ち見R10番にて。

2015年10月19日 (月)

10月9日マチネ早稲田小劇場どらま館「離陸」

岸田圀士戯曲賞受賞作家松井周が主宰する劇団サンプルの本公演。
大学で教えている隻眼の男とフリーターの弟、もと教え子の妻の三人の芝居。
装置は穴の開いたテーブルとイス。夫婦の亀裂と弟の関係を台詞で繋ぎながら、かなりのボリュームで無言のマイム的な肉体表現の場面が挿入されます。
兄は弟に妻と通じるよう頼みます。奇妙な三角関係を自ら作り出す男の行為は隻眼になったいきさつと関係があるのかどうか。
ミステリアスな緊張感のある芝居。
わたしは面白く見ましたが、観客を選ぶ芝居かもしれません。
女優の片桐はいりさんと、劇作家、演出家かつ女優もされる劇団毛皮族の江本純子さんが一緒の回をご覧になってました。
自由席2列め中央通路脇上手側にて。

10月8日駅前劇場「花いちもんめ」

加藤健一事務所の研修から出て、加藤健一事務所の芝居にもその他の公演にも多数出て活躍している女優加藤忍が自分で企画して上演する一人芝居。5年ぶりの再演です。
アフタートークによれば、大勢出る芝居だとギャラも払わねばならないので自主企画をどうしようかと考えているうちに5年たち、再演を思い立ったとのこと。わたしは初演を見ていません。
演出は師匠の加藤健一。ホンは宮本研のホンで、井上ひさしの「化粧」などとあわせて母もの一人芝居六作品の企画上演が行われた中の一本です。
ストーリーは満州の開拓団と中国残留孤児のお話。
涙しました。
自由席最前列中央にて。

10月6日東京芸術劇場シアターウエスト「父よ!」

豊橋芸術劇場こけら落としで、東京ではシアタートラムで上演した芝居の再演。作・演出はONEOR8の田村孝浩です。初演のときは田村のことはよく知らず、アル・カンパニーの平田満、井上加奈子のお二人にひかれて見に行ったのでした。その後、ONEOR8の番外公演を見て田村孝浩を評価しています。
芝居は、見栄を張って本音を出さない兄弟4人が母を亡くした父の家に集まって話すうちに徐々に本音が出てくるお話。井上さんは兄弟に絡む何人もの女性を演じ分けます。
初演からかなりセリフを削ったそうですが、ほとんど違和感はありませんでした。ただ、アフタートークで徳井さんは初演では先輩方に遠慮していたが、今回はのびのび演じていると語っていました。
初演と同様のよい舞台でした。ただし劇場の間口が広くなって少し演出が変わっています。
I列20番(後方上手)にて。

2015年10月10日 (土)

10月5日PARCO劇場「ダブリンの鐘つきカビ人間」

PARCOプロデュース公演。演目は後藤ひろひとが劇団遊気舎の解散公演に書き下ろした脚本で、その後PACROプロデュースでG2演出で上演されました。今回もG2演出での再演になります。わたしは遊気舎の公演を見ていますが、G2演出のものは初めて。
後藤のホンがしっかりしているので、骨組みはまったく変わりません。アフタートークでの後藤の話では今回のカビ人間は素直で裏がないということでした。G2版では大倉孝治とかがやっていますので、一癖も二癖もあるカビ人間だったのでしょうか。
心と言葉が引き裂かれたヒロインに20年ぶりに涙しました。
H列15番(中段中央下手)にて。

10月5日紀伊國屋ホール「マンザナ、わが町」

こまつ座の公演。今月は二本立てで、サザンシアターの「十一ぴきのネコ」が男優ばかりなのに対し、こちらは女優5人のお芝居です。
舞台は第二次世界大戦中の米国の日系人強制収容所。自由と平等の国アメリカでの日系人強制収容の中で、新しいコミュニティが作られようとしていますが、彼女たちはその矛盾に悩み、怒り、傷ついています。
所長から渡された劇の台本を稽古する中で、彼女たちの生き方と葛藤が描かれます。
18年ぶりの上演ということですが、アメリカが舞台ということで上演の解釈がむずかしかったのでしょうか。
演出家であるソフィアを演じた土居裕子さんの声と歌は相変わらず素敵でした。またこまつ座は初めてのイキウメの伊勢佳世さんの演技も見事でした。
「町をつくる」というセリフが何回か語られましたが、井上ひさしが脚本を書いていた昔のNHK人形劇「ネコジャラ市の11人」の後期のオープニングテーマに同じような歌詞があったのを思い出しました。
G列6番(前方下手)にて。

10月2日紀伊國屋サザンシアター「十一ぴきのネコ」

こまつ座の公演。今月は紀伊國屋ホールと紀伊國屋サザンシアターの二本立てです。こちらサザンシアターは男ばかりの日本版キャッツ。ミュージカル仕立てです。
長塚圭史の演出は、開演前から猫たちを客席に登場させます。子供たちも楽しそうです。台詞には徐々に毒が混じります。子供たちに理解できるか心配になってきます。そして結末はかなりダーク。子供たちがどこまで受け止められるか。そして付き添いの大人たちはそれをきちんと説明できるでしょうか。
猫さんたち、汗びっしょりでした。
5列6番(前方下手)にて。

2015年10月 7日 (水)

9月30日本多劇場「遊星ブンボーグの接近」

劇団ヨーロッパ企画の本公演。
大きな趣向で芝居と大道具と演出に驚きました。そしてその趣向の枝葉だけで2時間の芝居を引っ張り切ることにも驚きました。
趣向のネタばらしできないので語りづらい芝居。
Q列17番(後方やや上手補助席)にて。

9月29日シアター711「鳥取イヴサンローラン」

主宰の山田佳奈作・演出による□字ックの本公演。この劇団、夏にシアター風姿花伝でやった、自身が主催のフェスティバルで見たのですが、その時はバンド演奏朗読劇だったので芝居は初めてでした。
勢いのある演技で、観客をつかみ、笑わせ泣かせますがあざとい感じがなく、自由に好きなことをやってみせてくれている感じ。生きのいい芝居です。
スナックを舞台にしたストーリーがベタなのですがそれもいい。笑いをとる日高ボブ美さんのハチャメチャさもいい。
来年夏は東京芸術劇場進出と聞いていますのでますます楽しみです。
自由席1列目(全体の3列目)中央にて。

9月28日東京芸術劇場シアターイースト「語る室」

劇団イキウメの番外公演となるカタルシツの公演。今回は中島朋子を客演に迎えていますが、イキウメの本公演と似たテイストのSFファンタジーです。ただ、ちょっと違うのは暖かさを強く感じること。
本公演ではちょっとシニカルさの強いことの多い前川知大のホンがひと味違うと思いました。
結末をこねくり回さずすんなり終わったのも気に入りました。
C列22番(最前列上手端)にて。

2015年10月 3日 (土)

9月25日世田谷パブリックシアター「グッドバイ」

ナイロン100℃のKERAがプロデュースするKERA MAPと世田谷パブリックシアターの提携公演。
太宰治の原作はちゃんと読んではいないのですが、暗いイメージでちょっと敬遠してました。舞台も見なくてもいいかとおもっていたのですが、大好きな池谷のぶえさんが出るので足を運びました。
驚きました。原作の設定を使いながらラブコメディを作ってました。そして少ない道具をスライドに乗せて動かし、照明も効果的に使って場面転換と心象の描き出しをしています。
役者も一人で何役もやっています。池谷さんは気のふれた男からおばさん、子供まで七変化お大活躍。野間口徹もいい味出してました。
ここ1,2年のKERAの舞台では出色の一本ではないかとおもいました。
補助P列0番(後方下手)にて。

9月22日曽爾村健民運動場「トワイライト」

維新派の野外公演。維新派は2012年にリノベ途中のデザイン・クリエイティブセンター神戸の建物を使った公演を見ていますが、野外公演は初めて。
例によって白塗りの少年少女が動き回るビジュアルアートの世界にコロス的台詞が乗ります。
曽爾村を舞台にした神話をモチーフに少年の出会いと別れが描かれます。
野外の遠近の広さを存分に使った演出も面白いのですが、一列目と後方では見下ろす角度の違いで絵が変わってくるのではないかなと思いました。
J列19番(中段中央)にて。

9月20日パルテノン多摩水上ステージ「あたらしい憲法のはなし」

ままごとという劇団、あまりよく知りませんでしたが、岸田賞受賞作家柴幸男が主宰する劇団です。この劇団と多摩1kmフェスのタイアップ企画で公募した地元のメンバーで芝居を作るのは昨年の柿喰う客と同じ。
題名から教条的な護憲のお芝居かと思っていましたが全く違いました。寓話的なたとえ話おとぎ話の世界の中で法律、憲法の必要性を描き出しており、むしろ自主憲法制定論に近いものを感じました。古典的名作戯曲「トロイ戦争は起こらない」との共通点も感じました。
野外で水をかぶりながらの熱演でした。
さじき後方でよく見えなかったけれど、生のたのしさと予想を裏切るプロットで満足しました。
自由席さじき後方上手にて

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